休み明け早々愚痴になるのですが
連休中、電車に乗っていたら、目の前に
祖母とおぼしき60代くらいの
(すごいキレイな身なりしてた)女性が
隣の座席で、靴のまんまピョンピョン跳ねてる
孫娘ふたりが鼻をかんだティッシュをね
自分の横の空いている席(孫とは反対側)に
そのまんま置いて捨てたんですよ。

ほかにも食べていた5/8チップの空箱も。
それに対して娘である母親(工藤静香似)は
なーーんも言わないんだよね。

ど、(@Д@;どうなの?

ただひとつ言えることは、この孫娘たちは
この先、なんの罪悪感もなく 公衆で
ゴミを投げ捨てていくんだろうな。


あたしみたいな古くさい価値観の押し付けで
現代の母親は「イイ母親であろう」とストレスが溜まるとか
逆に怒られそうだけど……
(そもそも、あたしは乗車券半額しか払ってないガキが
親、祖父母を差し置いて真っ先に座るのさえ、イヤですから。

そういう輩が、大人になっても、誰にも席を譲らず
のうのうと優先席に座り携帯でしゃべるバカになるんだと思う)

ビートたけしの「たけしくん、ハイ!」で
貧しさを断ち切るのは「学」って
言ってたけど、最近改めて、そうだよなぁ~って。

お勉強ができる人=イイ人とは、思わないけど
(逆に、テレビドラマのエリート=嫌なヤツ
元ヤンキー=人情味にあふれるイイ奴って構図は
いい加減にして欲しい)
あたしは自分が、勉強して、受験して、その先で
出会った人たち
好奇心旺盛で、知識や知恵の豊かな人たちから
たくさん刺激や影響受けてきたのは確か。

人生の宝といって良いかもしんない。

映画『未来を写した子どもたち』
インド・カルカッタの貧民街、売春婦の子どもたちに
カメラを渡し、そのファインダーの向こうに
別の世界があること、夢を叶える
未来があることを
知らせるドキュメンタリー。
昨年のアカデミー賞ドキュメンタリー部門受賞作です。

まず素直な感想ですが
子どもたち、写真が上手いんだ!
色鮮やかなインド社会で育ったからかな~?
でも、そんな才能より、彼らの親や親戚の何人かは
「早く母親のように、体を売りなさい!」って
その世界に押し込めようとするの。

ぬるま湯に浸かったあたしからしたら
「ええっーー∑(゚◇゚ノ)ノ」な意見だけど
カースト制度に則った社会では
生きていくための手段かもしんない。

そしてドキュメンタリーなので
全員が全員、観客が望むような結果にはならないの。

けど、一度“外の世界”を(レンズを通して見ただけでも)
知った彼らの心は、もう元には戻れないの。

自分で歩き出す強さを身につけていくの。

あたしだって、自省してみると
人間的に、常識的にどうなの?てことが数多ある。
もしかしたら、うちの親は子育て大失敗かもしんない。

(と、親のせい。犯罪者にはなってないもーーん)
でも、この世界のどこかには、キラキラしたもんがある。
自力で押せば扉は開く!未来は開かれる!
って、
妙なポジティブ精神(自意識過剰?)を
養ってくれた親や友だちに感謝したよ。


みなさんにもぜひぜひ観てもらいたい
ドキュメンタリー映画なのだ。