ふっーーー良かったヾ( ゚∀゚ )ノ゛。教師になってなくて。

って、教職授業が朝早いのばっかで

大学入学とともに、即行で断念したけど。

もし、なれてたら、大変だよ。

週刊誌大喜びのスキャンダル、確実に起こしてたでしょう。

もし“教師”で、こんな内容のブログ書いてたら

問題になるのかなぁ。


先に観ていた会社の女の子が

「自分も、あぁ、なるんじゃないか・・・」って

心配してたけど、

さっき聞いたらバーバラの方だった。

あたしは断然シーバです。


『あるスキャンダルの覚え書き』


教師には、ならなくて良かったけど

女優!女優!女優!

女優になりたかったよーーー(ノ≧∀)ノ

だってバーバラ役を日本でも出来る女優さんはいそうだけど

(白石加代子さんとか、渡辺えり子さんとか)

シーバを出来るのは・・・あたしくらいしか思い浮かばん。

って言うのは、半分冗談で(半分本気―マジ―)

ジュディ・デンチがスゴイ!!

狂気の沙汰、サイコの話になっちゃうのをギリギリで堰き止めて

観客誰もが、一歩間違えば、

彼女(バーバラ)になる可能性を、

自分自身の内面に見つけてしまう闇を・・・

本当の“孤独”という名の恐怖を・・・突きつけてくるの。

映画館は、女だらけだったけど

この狂気と紙一重の孤独感を、万人の男の人は

分からないだろうなぁ。

ただのホラーだと思うのかな?

あっ、女の人でも「分からない」人いたら

満たされた人生なんだよ、きっと。周囲に感謝して。


そんな彼女とがっつり組めるのは

この人、ケイト・ブランシェットしかいないでしょ。

久々に、女優VS女優の“演技合戦”

こんなにWAKUWAKUしたのは

『疑惑』の岩下志麻VS桃井かおり

『週末婚』の松下由樹VS永作博美、以来よ。


いや、今年のオスカー

ジュディ・デンチがヘレン・ミレン@『クィーン』に負けたのは

いたしかたないとしても

助演は、あんな熱唱、歌い上げ女

黒人界の中島唱子ちゃん@渡鬼より

どう考えたって、ケイト・ブランシェットだろぉーー。

確かに、一度もらってるけどさ

彼女は、何個もらっても、それに値するわいっ!

ついでに、98年の主演女優だって

鶏がらグウィネスじゃなくて、

『エリザベス』の彼女だったと思うもん。


中流階級で何不自由なく育った女の屈託なさ(ユルさ)を

誰かに求められることで、開いてしまう心のスキを

そして、当たり前のように手に入れた幸せ、

その平穏な毎日に、自分自身を見出せない焦りと喪失感を

あんなに下品じゃなく、淫らに愚かに演じられるなんて!

やっぱりさぁ、オーストラリア産のあたしよ、

ケイト・ブランシェット!(あくまでも上から目線)


この映画は、主婦でも、独身でも、

“孤独”を感じたことのある女性には必見(だと思う)。

1時間半見応えたっぷりの映画でした。


いやーー女優ってやっぱ“職業”じゃないわ、

“生き様”よね~。女優!女優!女優!@『Wの悲劇』