うほほっーーーい(ノ≧∀)ノ

『悪魔の花嫁』復活!!


もうね、眠い目を眠い目をこすりつつ読みましたよ。

アレ?∑ヽ(゚∀゚;)

そんな面白くないや、小野小町の話。


でね、付録で「傑作選」がついてたんだけど

うーーん これを選ぶのか。

最後の猫の鈴を拾った美奈子が

乗り移られちゃう話は

『悪魔の花嫁』定番の双子もんだったけどね。

この漫画で、何度も「双生児」の怖ろしさを読んできたから

古畑の最終話松嶋菜々子の『ラストダンス』は

パクリ??って。ちっとも心惹かれなかったよん。


幼い頃、単行本で一気に

嫉妬、復讐、欲望、殺意、嘘、孤独、誘惑と罠

人間のありとあらゆる負の感情を目の当たりにして

今のあたしが、育成されたのかもщ(゚∀゚щ)ケケヶ


もう何年も読んでないから

詳しくは覚えてないけど

あたしが、「双子」以外にも

確実に植え付けられた恐怖の数々。


まずは「RHマイナスのAB型」

吸血鬼に襲われるっーーー∑(艸゚д゚*)


足の指に、アリの卵を埋め込まれるのを読んで以来

(その後、孵化したアリが体内を食い、

最後に目玉を食い破って外に出てくるの)

あたしは、形状の似た「錦松梅」が

食べられなくなりました。(ll゚д゚ll)


“ドクロのあざ”

金喰い虫のあたしは、そのあざ持ちながら

輪廻転生していくのかと、マジ体中探したよ。


“寄木細工”

確か寄木細工の部屋から脱出できなくて

金持ちと嘘ついてた人が炎に巻かれるの。

うそつきのあたしは気をつけなくちゃ。でへっ。


“天才は早死にする”

「物事は、すべて割り切れないのだぁーー」

デイモスの高笑いが耳にこだまします。


“ボーガン”

ああやって、後ろから撃たれたら

逃れようがねえなぁ とビビりましたよ。

それと同じ話で(多分)人間の骨を養分にした

“蘭の花”は美しいのかぁって

東京ドームだかでやってる

「蘭の展示会」の広告見るだけで(((´゚艸゚`;)))


そして、ブスとハサミ!

肖像画そっくりの美男子が

突如、ブスの目の前に現れるの。

実はその男は、ほかの女の子を見たことがないの(そんなアホなっ!)

で、ブスがさ、ブスが(しつこい?)

ほかの女が視界に入らないよう、

彼の目をハサミで突き刺しちゃうんだよね。


『悪魔の花嫁』に出てくるブスは、心もブスで

その劣等感から逃れようと

もがけばもがくほど、事態は悪化。

ブスって大変ね~って

他人事ながら思ってましたよ。


そして何より、一番怖ろしいのが 美奈子!!

主役の伊布美奈子!!

ヴィーナスそっくりの美しい女(ギリシャ神話と日本人?)

てめえがいなかったら、悲劇は起きなかったんだよ(ノ#`Д´)ノ

何度、マンガに向かって突っ込んだことか。


その美しさゆえ、いや、その鈍感さゆえ

婚約者のいる男も、恋人のいる男も

みーーーんな美奈子に心変わり。

そして、残された女は(大概顔に傷があったりするの)

嫉妬にトチ狂い、「私の中に住み始めた蝶よ

疑い深くて、嫉妬深くて、さみしいさみしいと黒い羽を震わせる」と

常軌を外しちゃうのよ。

で、そんな女を待つのは「死」か「絶望」

美奈子ひとり、「何があったかわかんなーーい状態」

「もうデイモスたらっ。゚+.(p`・ω・´q)。゚+.プンプン」


あたしもさ、この美しさと、悪魔さえ虜にしちゃう

この魅力で、周囲の人に不幸を呼んじゃうんじゃないか

ビクビク(;;≧ж≦)

まあ、別の意味で周囲を不幸にしてますがね。

それから何年かして、初めて深夜ドラマで

若き日の豊川悦司を見たとき

うわっ∑(`Д´*ノ)ノデイモス!と思ったんだけど、どう?


何はともあれ、人間が一番怖ろしい(((( ;゚д゚))))

幼い頃は、絵空事と読んでいたけど

大人になって、恋愛をして、自分の心を侵食していく闇や

燃えさかる嫉妬の炎や独占欲

あちゃーーー<(ll゚◇゚ll)>自分が一番怖いや。