毎年この季節になるとクリスマスローズを全部切ってガラス瓶に活けます。本当の花はとっくの昔に終わっていて今あるのはガクの部分ですが、これが花のように見えているのです。放っておけば実がついて株が弱るので毎年切り花として室内に飾るのが習慣です。

クリスマスローズの隣は2年前に植えたポートサンライトとレイニーブルーがあります。どちらも1月に場所を変えて植え替えた影響で花は付けないかもとドキドキしていました。

 

でも、有難いことに他のバラとはだいぶん遅れましたが、やっと小さな蕾が顔を見せてくれるようになってホッとしています。時期が揃わないかもしれませんが、私の計算ではそのそばにある白いアイスバーグとポートサンライトの陽気で優しいオレンジ、レイニーブルーの薄い青紫とがマッチして、とてもお洒落なハーモニーが生まれるはずなのですが、さてどうかなあと、今から、ドキドキ、ワクワクしています。

 

景気よく7本も植え替えておいていまさら言うのも何ですが、やっぱり植え替えは小さな苗木の時とは違って慎重にやらなくてはならない事でした。植え替えたらしばらくはしっかり水やりをしたり、根がよく張るように活力剤を撒いたり腐葉土を乗せたりして株を乾燥からまもってあげないといけなかったと気が付いたのもだいぶんたってからのことで、慌てて対処いたしました(汗)。

最後に移植したのはレディーオブシャーロットでしたが、これはデビッドオースチンのイングリッシュローズでシュラブでしたから、剪定はあまりしない方がよさそうだと思って殆ど切らずにそのまま移植してしまいました。でも、移植するというのはどんな植物にも強いストレスだったのですから、やっぱり剪定はすべきだったと後になってから気が付きましたが、時すでに遅く・・・・。

 

そんなわけでこのバラが一番成長が遅くて、このまま枯れてしまうのではないかとずいぶん心配しましたが、やっと新芽が出てきました。これに花芽が付いているかどうかはまだ分かりませんが、株の勢いが大分よくなってきたので、2番花でなら咲くかもという希望が出てきました。もう駄目だと思っていただけに、とりあえず発芽しただけでもよしとしています。

1月にゴールデンボーダー、レイニーブルー、シャルルアズナブール、ノヴァーリス、ポートサンライト、レッドレオナルドダヴィンチ、レディーオブシャーロット、の7本を移植して今レディーオブシャーロット以外は蕾が見えてきてホッとしています。

昨年の反省から今年はあまり積極的にはリン肥料を与えてないので、葉っぱばかりがモサモサと茂ってきて、これはこれでまた新しい失敗かも・・・とめげているところです。

 

同じ失敗は繰り返さないつもりですが、私の場合は毎年新しい失敗を産み出しているのか、いつまでたってもこれでいいという段階に進めません。