㈱ニューギンが11月7日、
「ベスト傾奇ニスト2016」授賞式を開催した。
最新台「CR花の慶次X(いくさ)~雲のかなたに~」のホール導入を記念してのことだ。

ベスト傾奇ニストとは、常識を超えた言動や行動で話題を集めた著名人を傾奇者として表彰するもので、今年で3回目。
男性部門にお笑いトリオのダチョウ倶楽部、女性部門では私生活で数々の話題をさらったタレントの熊切あさ美さんが受賞した。
芸能生活で初めて賞を取ったという熊切さんは「すごく嬉しい。今度は熱愛ネタ以外で話題になれたらいい」と話した。
率直に筆者の感想をいえば、
大人気シリーズ機種のイベントもついにネタ切れか…といったところだ。
男なら誰もが憧れ、女なら誰もが惚れる
前田慶次という戦国のヒーロー。
そのヒーローが掲げる 「傾奇者」という言葉には、
「破天荒で強くて 体制に殉じないが、それでいて純粋で誠実で、本当の優しさを知る人物」という印象である。
芸歴の長さと知名度、実力を鑑みれば
ダチョウ倶楽部の受賞は 納得できる。
しかし、女性部門は…いかがなものか。
新台イベントの一幕で行われるお遊び色の強い授賞式である。
誰が選ばれようと、芸能界にも世間的にもそれほど影響はない賞であるから
わざわざ 目くじらをたてる必要はないのだが。
筆者は、原作もパチンコ台も 大ファンである。名機と呼ばれる初代の「パチンコ花の慶次」では ガッチリ勝たせてもらった。
それ以来 シリーズを打ち続けている。
だから 「傾奇者」と聞くと、胸が踊るのだ。ベスト傾奇ニストと聞いて、放っておくわけにはいかない。
さっそく イベント企画に強い芸能事務所にいる知り合いのスタッフM氏に電話をしたところ、
「ザクさんも、ネタ切れなんじゃないの??」と笑いながらも、答えてくれた。
Q: 『ベスト○○ニスト』はたくさんありますが、一番 影響のある賞はなんですか?
M氏: 「それはもう『ベストジーニスト』ですよ。」
Q: やっぱり。
M氏: 「芸能人なら誰でも欲しがります。必ず取材が来るし、ファッション誌の仕事も増える。ジーンズに不随した小物…例えばサングラスとか 指環とかウォレットチェーンとかスニーカーや革靴、帽子なんかのタイアップ契約も来たりするんですよ。」
Q: じゃあ ベストジーニストに選ばれれば…
M氏: 「事務所も本人もウハウハだよ。ベストジーニストは 簡単にいえば好感度のバロメーターです。ジーンズが似合うかどうかじゃなくて、今、一番 話題になってて、一番 好感度が高くて、一番 活躍してる芸能人が選ばれる。」
Q: さらに 売れる?
M氏: 「間違いないよ。缶コーヒーと缶ビールのCMと一緒、あと 生理用品ね。」
Q: あっ、缶コーヒーとビールは、一流と大御所しか出ないですよね。それは解るんですが、生理用品も?
M氏: 「考えてみなよ。スキャンダルまみれの女性タレントが生理用品のCMやって 売れると思う? まさにデリケートゾーンなのよ。」
Q: なるほど。好感度と清潔感がなきゃ 成立しないですね。
M氏: 「若手で そのCMに起用されたら、今、一番 売れてるってこと。」
Q: それがベストジーニスト。
M氏: 「そういうこと。ベストレザーニストや着物やドレスや、ダイヤモンドや…いろいろあるけど、ジーンズの庶民的でカジュアルなイメージが庶民の好感度を反映するってこと。」
Q: ベスト傾奇ニストはどうですか?
M氏: 「パチンコのイベントだからね、話が変わってくるよね。一流タレントの事務所が断るよ。」
Q: 前田慶次のイメージはいいと思うけど。
M氏: 「平成の前田慶次コンテストだったら、いろんな芸能事務所が、食いつきますよ。でも ネックはパチンコ…ギャンブルですよ。」
Q: パチンコのイメージの悪さが 影響してる?
M氏: 「イメージは悪いですよ。たとえば 今なら、吉田羊とか高畑充希、広瀬すず、桐谷健太が受けるわけがない。本人がパチンコ好きだったとしても、事務所が断りますよ。」
Q: パチンコのギャンブルイメージ?
M氏: 「そのとおり。イベントの受賞はすべて、テレビCMと一緒、タイアップですよ。オファーしても イメージが悪けりゃ断られる。」
Q: そういや、パチンコイベントの受賞をタレント側が 断ったって話は聞かないですね。
M氏: 「イベントとイメージ戦略ですからね。会場に来て受賞して 盛り上げてくれないと意味ないんですよ。」
Q: つまり そういうタレントにオファーしてると?
M氏: 「そういうことです。イベント当日にスケジュールが空いていて、パチンコもスロットもやったことなくても、笑顔で盛り上げてくれる人。」
Q: そういう意味では 熊切あさ美はどうなんですかね?
M氏: 「微妙です。トーク力があるわけじゃないし、芸人でも女優でもないですから。今回、熊切あさ美を(ベスト傾希ニストの)女性部門で選んだのは、男性部門のダチョウ倶楽部がオファーをOKしたからですよ。汚れ芸人をネタにしてるダチョウ倶楽部のスケジュールがたまたま空いていて、会場に来てくれるってことになったから 女性部門は熊切あさ美でもいいかってことでしょう。彼女一人だったら 話題にはならない。ダチョウさんは もはや一流芸能人です。日本中で知らない人はいないし、これからも芸能界で生き抜くだけの実力がある。熊切あさ美は 事務所は違えど ダチョウ倶楽部のバーターです。」
Q: そういわれると、過去の受賞者も納得ができます。
2014年は 坂上忍と遠野なぎこ。2015年は篠原信一と矢口真里。
坂上忍は 今でこそ 司会業もやるほどの売れっ子だが、子役の頃からの天狗な態度で 一度は業界を干された人物。
遠野なぎこも矢口真里も スキャンダルまみれで 女性からの好感度は最悪。
篠原信一は バラエティに偏りすぎて、オリンピックの解説やコメンテーターにすら呼ばれなくなってしまった元アスリート。
Q: たしかにダチョウさんは、ベストですね。熊切あさ美は、どうでもいいんですね。
M氏: 「パチンコイベントでも嫌がらずに来てくれるという点では、ダチョウさんは最高峰です。熊切あさ美のポジションは誰でもいいんですよ。岡本夏生でも のりPでも加藤紗里でも。」
Q: 来年には消えていてもおかしくないタレントばかりですね。でも破天荒。
M氏: 「話題になればいいんです。特に今回は ダチョウ倶楽部が来れば ぜったいにイベントは盛り上がることは確定ですから。」
Q: ニューギンもそのつもりなんですかね。
M氏: 「解りませんが、考えることは たいして変わりないと思いますよ。結果、ベスト傾希ニスト賞は、成功ってことですよ。ダチョウ倶楽部を選んだことで メーカーもよく考えてるってことです。」
Q: なるほど、ありがとうございました。
こうやって 事情通のM氏と話していると、
不思議に 今回のベスト傾奇ニストも 許せる気持ちになってきてしまう。
ダチョウ倶楽部というベテラン芸人のスゴさに 改めて敬意を表する。
この噂 本当だろうか。
~ザク~