先日クラス会を7月にやるよと電話が来た
当時の事がトラックバックされる
我が輩の中学校は札幌でもススキノにほど近く
そのため、クラスの中には飲食店関係に従事する両親や
わが輩と同様母子家庭も多かった
そんな環境の中で過ごす中学生生活はと言うと
ディスコデビューはもちろん、インベーダーゲームの流行から
ゲーセンに入り浸ったり、万引きしたり
警察無線の違法傍受や万引き等々ずいぶんと悪さもした
校内暴力という言葉が新聞紙面を賑わした時代でもあった
そんな中、我が輩はと言うと・・・一通りの悪さはしたなぁ、何か懐かし?
ところで恋愛はと言うと
同じ学校のひとみちゃん、学年はいっこ下
わが輩と同様、母子家庭
そ、つまり夜は親がいないわけだ (^^;)
ひょんな事から知り合い、彼女の悩みを聞く内に好きになっちゃって・・・
でも告白は彼女から
学校が終わると二人で何をする出もなく一緒にいた
もちろん中坊の頃の我が輩は女の子に対しては純情で手をつなぐのがやっと
近くの公園の土手で二人寝そべって星を眺めたり
順調な純情なつきあいだったなあ
(こんな時もあったのだぁ)
ある時、某公園の池で二人でボートに乗った時の事
もちろん漕ぐのは我が輩
メガネをかけていた彼女のつぶらな瞳を正面に見ながら
ボート上は二人だけの世界に変わっていく
そして何より、時折正目に座る彼女の
スカートの中がチラッチラッと見え
覗け見える白いパンティーが
うぶな我が輩にとってはものすごく強烈で
必死で股間が硬くなるのを押さえたが、
思春期の体は思いの外言うことを聞かず
頭の中で方程式と英文を必死に唱えても
股間は、√2×√2×√2・・・m(_ _)m
当時、キスすら体験したことのなかった我が輩も、
頭の中は↑←→↓チョメ’“○▽チュ★■×+”と妄想だらけ
せめてキスがしたくて
一緒にテレビを見るときも彼女の方に手が伸びつつ
ギクッとしては亀のように引っ込め
並んで歩いているときもチャンスを伺い・・・
そんな日々が続く中、彼女に聞いてみた
いきなり俺がキスしたらどぉする?
「エ゛、絶対そんなコトする人じゃないもん!!」
(心中 そんなコトする人になりたいのよっ)
とまぁ、そんなこと言われちゃぁ出来ないワなぁ
悶々とつきあいが進んでいくさなか
彼女の親友が我が輩に急接近
家のことや勉強のこと、色々相談に・・つい、恋愛の相談になり
なっなんと悩みの元が自分と悟のに時間は要しなかったでェ、
積極的な彼女に少しずつ心が傾いてきた
キスできるかもしれん??
どうしようか?二股は出来ないしん
で、ひとみちゃんに嫌われる戦法を取った
自分が振られる方が彼女をキズつけにくいし気が楽だったからだ
約束破りの連発に、彼女の家にも行かなくしィのあれこれ
ただ、キスだけはしなかった気持ちが薄れていっている相手へ
それはあまりにも失礼だし彼女を傷つけてしまう
何より自分も本当に好きな娘としたかった
作戦は成功し、見事振られた・・・
晴れて、新たな恋へそう思っていた
ところが・・・
二人は親友通し我が輩の約束破りや嘘は全部筒抜けになっていた
いくら自分に気がある子でもそんなの聞いてりゃ冷めていく
何せお互い中坊で、本格的な恋愛経験もないし
まして昼ドラのようなドロドロした関係などありえなぁい
想像できなぁいのである
結局、二頭を追うもの一頭も得ずおまけにどっちともキスできず
あ~あのころの純情な僕はいずこ??
今思えば、中学生くらいの男の子って
頭の中と体が中途半端に大人になりかけで
精神的には結構おこちゃまで
女の子の方が恋愛に関しては大人だったと思う
戻れるものなら戻ってみたい、
手をつなぐだけでどきどき出来る瞬間に
(まっ、ディープな男女関係も好きですが・・・)
幼稚な恋のお話でした