今日は大学入試数学の勉強法について書いていこうと思います。
私は網羅系参考書(チャート、フォーカスゴールドなど)をひととり終えたら、過去問(自分の志望校以外のものも含む)でするのが一番だと考えています。
大学入試で出題される問題には必ず大学側の意図があります。大学入試の作問は多くの場合大学が独自に行います。そのため、合格した受験生が大学が求める学力を持っているかを確かめられるような出題をします。大学が求める学生像は急に変わることはないため、過去問と類似した意図の問題がよく出題されます。過去問演習が入試対策において重要であるのはこのためなのです。だからこそ、過去問を解くときには大学がその問題を出題した意図を考えて過去問演習をしていました。このようなことを書くと自分の志望校でなければ意味がないんじゃないか?と思うかもしれません。しかし、ここで私が言いたいのは出題の意図を読み取ることで解法の糸口をつかむということです。このような力は一朝一夕にはつきません。その力を養成するために普段から入試問題を出題の意図をかんがえてとくことが必要なのです。これは志望校の問題である必要はありません。なので、秋頃に二次試験対策を行うときは志望校以外のものをやることをオススメします。私自身は偏差値の比較的近い他の旧帝大の問題を中心に演習していました。正直この頃が一番伸びたと思います。(まあ、浪人で時間があったってのもありますがw)もちろん、現役生ならばまだまだ志望校のレベルは無理という人も多いと思います。網羅系の参考書が一通り終わっているなら、自分の力で完答できる大門が40~60%程度の大学の問題を解くといいでしょう。
解くときは次のようにしてました。
①初見
このときは本番のような気持ちでやりました。ただし、先ほども述べたように出題者の意図を意識しました。たとえば、誘導の流れを読む、問題文のヒントを見落とさないなどです。具体的には問題の解説をしながら説明しようと思います。解けない問題も当然出ると思いますが、そのような問題が来たら自分の考え得る解けそうな方法をすべて試してみて、それでも無理なら答えを見ました。
②解答をみる
初めのうちはこの工程が一番大切です。まずは自分が詰まったところを見ていけそうなら自力で解ききりました。自力で無理なら解答を追いかけながら自分でも計算しました。解答を一通り理解したら、どうしたら自力で解答できたかを考え、足りない考え方は答案に書くなりしておきました。また、解説やネットも参考にして、問題の誘導などもチェックしました。
③解き直し
この工程は初見でほぼ完璧だった問題や単純な計算問題では省きました。時間がないなら完全に解き直さずとも問題を見て解法を思い浮かべるだけでもいいのでとにかく、やった内容が頭に入るまで繰り返しました。
①~③を多くの問題でやっているうちにおそらく類題をいくつもみかけるとおもいます。そのときは前回やった方法も参考にしつつ解けるようになるとベストです。また、そうしているうちに入試問題が簡単な問題の組み合わせであるとわかります。それが感覚的に理解できるようになると劇的に力がつくので是非頑張ってください。
以上が私が実践してよかったと思う方法です。ピンと来ない部分も多いかと思うので(文章力のせいもありますが)次回からあげる解説も参考にしてみてください。とりあげる問題は受験生時代にといてよかったなあと思った問題や、頻出テーマを中心として主に解法への糸口を詳しく書こうと思います。問題のレベルは基本が習得できていれば十分解答可能なレベルにおさえますが、得意な人でも容易には解けないような発想重視の問題も混ぜる予定です。なお、問題原文は掲載しませんがネットで手に入るもののみを扱うので、興味のある方はググって自力で解いてみてください。第一回は2017年東大理系第一問(数Ⅱまで)を解説します。