1‐8「・・・・だめ。」 「 なんで?どうして?」 「わたしはだれも幸せにできない。」 「そんなことない。一緒にいるだけでおれは幸せだよ。」 「好きだけど・・・好きだからこそ実らない恋もある。ごめん。」 ・・・・・・ しずかはベンチから立ち、自分の家にかえっていった 小さくなる背中には希望の色は見えなかった。 何も言えない自分はもっと小さい背中をしていたかもしれない。