「・・・・だめ。」


「なんで?どうして?」


「わたしはだれも幸せにできない。」


「そんなことない。一緒にいるだけでおれは幸せだよ。」


「好きだけど・・・好きだからこそ実らない恋もある。ごめん。」


・・・・・・


しずかはベンチから立ち、自分の家にかえっていった

小さくなる背中には希望の色は見えなかった。


何も言えない自分はもっと小さい背中をしていたかもしれない。