『ただ、君が好きなだけ』 | 芹沙サンの戯言

『ただ、君が好きなだけ』



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その心も、笑顔も、声も。

君の全てが、俺だけに向けられていればよかったのに―――




『…俺と、別れて。』



自分で言った言葉なのに、胸が痛くて。

…悲鳴を上げている。


今ならまだ間に合うよ、って。

取り返しがつくよ、って。

律儀にも、俺の中の良心がしつこく語り掛けてくる。


目の前で泣き顔を必死に隠す彼女に、俺は確かに愛されてるんだ、と感じることが出来るのに。

傍にいることが、今は辛くて堪らない。


彼女が、他の誰かに笑い掛けることにも。

ましてや、話をするなんてことにも。

嫉妬で狂いそうになる。



これ以上、一緒にいれば。

俺は…、間違いなく彼女を傷付けてしまいそうだから。

…だから、別れると決めたんだ。



『…ゴメン。』

『私は…、好きだから別れたくない!』

『…ゴメン。もう…、無理なんだ』



君が大切だから。

別れること。離れること。

…許してほしい。


君が好きすぎて、
傷付けて、壊してしまいそうだから。


今は、別れが何よりも苦しいことだけど。

俺と一緒にいたら、きっと、それ以上に苦しめることになりそうだから。


今は、二人。

別々の道を歩き出すことが、最善の選択だと信じている―――




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突発的に書いてしまったSS(笑)

我ながら、よくわからん(*_*)

執筆の合間の息抜きだと思われまする( ´ー`)_●~*

では、夜中に失礼しました
<(_ _*)>