こんにちは!おはようございます😃

夢占いブログのmouseです。




今日は外国人も頭を抱える日本語の数え方と題して、色々な物の数え方についての雑学です(*^^*)



皆さんは正しい数え方ができていますか?

どうして数字の後にくる言葉が決まっているのか知っていますか?



今回は、私mouseがアルゼンチンに住んでいることもありますので、日本語とスペイン語のの数え方や文化の違いも一緒に見ていきたいと思います。



では、皆さんに質問です。



数字の後にくる言葉はどうやって決められたのでしょうか?




日本語では、数を数える時に使う助数詞(数字の後につく言葉)は、その物や人が「死後に残るもの」によって決まるという文化的な背景があると言われています。




例えば

・人(人間)の数え方

一名(いちめい)、二名(にめい)


日本語で人を数えるときは「名(めい)」を使います。

この「名」という言葉には、人が亡くなった後に「その人の名前が残る」という考えです。



・動物の数え方

一頭(いっとう)、二頭(にとう)


動物が死んだん後には「頭」という形(頭部)が残るという考え方です。


・本の数え方

一冊(いっさつ)、二冊(にさつ)


本が無くなった後に残るのは本という形(存在)が残るため、数える時に「冊」という形になります。



・魚や虫の数え方

匹(いっぴき)、二匹(にひき)


その生命が失われても、形が残るということから「匹」になります。



日本語の数え方とアルゼンチンの数え方の違いは?



アルゼンチンでは、物を数える時に、基本的に数字と物の名前を直接つなげて言います。



例えば、"dos personas"(2人)"tres gatos"(3匹の猫)のように、特別な助数詞は使わず、数詞と名詞をそのまま結びつけるのが特徴です。



日本語と比べると、アルゼンチンの数え方は非常にシンプルで、物の性質に応じた細かな数え方はあまりありません。



例えば、自然現象(風や雷、火など)を数える場合も、単純に数えるだけです。




一方、日本語では、自然現象や感覚的な要素に対しても特別な助数詞が使われるため、より感覚的なニュアンスが表現されます。




日本語の数え方

〜自然現象編〜


● 風

一陣(いちじん)、二陣(にじん)


風を数える時、「陣(じん)」という言葉を使います。


これは風のまとまりや勢いを表現しており、風が流れる方向や強さに対する日本独特の感性が反映されています。


● 火

 一炎(いちえん)、二炎(にえん)


火も、「炎(えん)」という言葉で数えることができます。


日本語では、火の大きさや強さが強調されるため、「炎」という言葉が使われるのです。


● 雷(かみなり)

一雷(いちらい)、二雷(にらい)


雷を数える時は「雷(いちらい)」と表現します。


雷の迫力や一回性がこの表現で強調され、雷鳴が轟くその瞬間をしっかりと捉えています。


● 雲

一片(いっぺん)、二片(にへん)


雲を数える時は、「片(へん)」を使います。


これは雲がひとまとまりの塊として認識されているためです。


● 波

一波(いっぱ)、二波(にわ)


波を数える時は、「波(わ)」を使います。


日本では、波の連続的な動きや大きさを表現することが多いため、この数え方が使われます。





日本語の数え方は、単なる言語的なルールだけではなく、自然や物に対する深い感覚や感受性が反映されていることがわかります。



そして、その物や人が死んだ後(なくなった時又は壊れたとき)に残るものが数字の後の言葉だったなんて、驚きませんでしたか?!



アルゼンチンに住んでいると、数え方の違いが文化や日常生活の中でどれほど重要であるかを再認識できます。



外人さんが「日本語の数の数え方は難しい!」と頭を抱えるのもわかる気がしますね。




最後までお読みいただき、ありがとうございました。


また次の記事で、お会いしましょう!




 

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