今回見に行ったトゥーランドットというお芝居について説明しましょう。
トゥーランドットという言葉はどこかで聞いたことありませんか?
そう、荒川静香が金メダルをとったときのあれです。
ストーリーは大体こんな感じです。
古代中国、北京。
世にも美しいトゥーランドット姫は
「姫に求婚するものは三つの謎に答えること。一つでも謝れば首を落とされる。」
というおふれを出し、今まで多くの国々の王子が謎に挑んでは、処刑された。
そしてペルシャの王子が処刑されたその日、離れ離れになっていたダッタン国の王子と
その王、そして女奴隷のリューが巡り合った。
が、王子は姫の姿を一目見ただけで心を奪われてしまい、周りの忠告も聞かずに
謎に挑む合図=ドラを鳴らし、トゥーランドットに求婚する宣言をした。
北京の民と皇帝の前で王子は見事三つの謎を解き、皆は彼の勇気をたたえる。
だが、かたくなに拒むトゥーランドット姫。
そんな姫に対して王子はこう約束する。
「もし夜明けまでに私の名がわかったら、私は死ぬ。」
それを聞いた姫はまたもやおふれをだす。
「今宵、北京では何人も眠ってはならぬ。」と。
神奈川県の演劇に関心のある高校生が中心となり、
地元の中学生やOBOG、プロの役者や演出家とともに一つの芝居を作り上げていく、という
プログラムです。
ただし、決まりと言うかしきたりというか、
十回数回の稽古のみで完成させるというもので、
真夏の野外に7、8時間はほっぽりだされます。
でも時間を忘れるほどに熱中します。
熱中症の人出ましたが。
まさおは高校一年の時、
第二回公演(2005年版)に参加しました。
今回はOBとしての客入りです。
このプログラムの凄いところは
プロの方から直接アドバイスをいただけること。
普通の学校演劇では考えられない人数で芝居が動くこと。
そして全然住む環境の違う人間と一つのものを作り上げられること。
今でも高1のあの夏はサイコーだったと胸を張って言えます。
この企画はほぼ毎年実行されてます。
演劇に興味のある方はぜひとも調べてみては?