話の内容が JW家族のように感じたので 引用させてもらいました。 皆さんは どの様に感じましたか?
■今週(4/15~4/19)のテーマ:『親子関係の心理』
4/15(月) 『母と娘の関係について①』
今回、このテーマにさせて頂いたのは、
最近、たまたま男性の友人とこんな話をしたからです。
それは"自分たちの母親は、自分の息子と娘とでは
話し方や接し方が少し違うんじゃないか?"
私には弟がいて、その友人には妹さんがいて
その友人は妹さんと、よくそういう話をするそうです。
それまで私は"それって自分だけが感じていることなのかな?"と
思っていましたが、"子どもたち目線"から見た場合、
同じように感じている方って、結構いらっしゃるみたいで・・・
兄や弟がいる・いないは関係なく、母親は息子と娘では
育て方というか、接し方や考え方が違う!と感じている方、
意外と多いみたいです。
"母と娘"、"母と息子"という関係については、以前から
心理学的な研究が進められているそうです。
モチロン、同じ"母と娘"、"母と息子"という関係でも、
そのご家庭の環境や家族構成によって、大きく変わってきますので、
あくまでも1つの例としてと思います。
元々、母親と娘の場合、同じ女性同士ということで、
親子の間の"心理的な距離"が近いといわれています。
この場合の"心理的な距離"とは"ほど良い距離感"のことです。
特に母親は娘に対して、親しい感情を持っていて、
将来的にも自分と繋がっていることを期待しているため、
心理的な距離が近い・・・と考えられるそうです。
そのため、母親は娘に対して親しいあまり、
娘との境界線が曖昧(あいまい)になってしまって、
娘の人生にあれこれと介入してしまうことがあるそうです。
モチロン、全ての母親が娘に対して
そのように感じているわけではありません。
4/16(火) 『母と娘の関係②』
"母と娘の関係"は、男性の方には少し分かりにくいかも知れませんが、
娘さんをお持ちの方、あるいはご兄弟にお姉さんや妹さんが
いらっしゃる方は、あくまでも参考にして頂けたらと思います。
母親と娘は同じ女性同士なので、親子間の心理的な距離が近くて、
親密な関係を築きやすい・・・といわれています。
その反面、同じ女性同士ということで、
親子間の争いが深刻化してしまうこともあるそうです。
同じ母と娘でも、特に長女と母親の場合、
一度、その関係がこじれてしまうと、修復が難しい・・・とも
いわれているそうです。
同じ"長女"でも、"ひとりっ子"や"妹がいる場合"もあれば
"兄や弟がいる中での女の子"というケースもあります。
いずれにしても母親にとって"初めての女の子"なので、
期待をかけ過ぎたり、厳しく接したり、時には
束縛してしまうことがあるそうです。
例えば『お母さんの言うとおりにしていれば、間違いないから』。
子供の頃、言われたことありませんか?
失敗して怒られるのは誰でも嫌なものですから、
"お母さんの言うとおりに行動すれば失敗しない"
または"仮に失敗したとしても、怒られない"と思うようになります。
でも逆に言えば、この言葉によって行動が制限されてしまいます。
そのことに疑問や反発心を持つと、
今度は『あなたのためなのよ』と言って
押さえつけようとすることもあるそうです。
モチロン、母親からすれば娘のことを良かれと思っての言葉です。
私自身も確かに『お母さんの言うとおりにしていれば、間違いないから』、
『あなたのためなのよ』と言われた覚えがあります。
いずれにしても、母親の同性の娘に対する心理が働いたことから出た
言葉です。
4/17(水) 『母親と娘・息子の関係』
"同じ女性同士だから、娘の気持ちは母親の自分が
一番よく分かっている"、そう思っている母親は多いそうです。
そのため『お母さんの言うとおりにしていれば、間違いないから』
『あなたのためなのよ』といった言葉で、特に長女の娘を、
コントロールしようとする傾向があるそうです。
自分の考えを押しつけて、必要以上にしつけを厳しくしたり、
行動を監視したり・・・というのも、母と娘の関係によくあるそうです。
また娘の場合、母親の父親へのグチに付き合わされることも多いと
いわれています。
そうやって父親のグチを聞かされることによって、
父親に対するイメージが悪くなったり、結婚に対してネガティブな
考え方になってしまうこともあるそうです。
"娘は同じ女性同士だから、分かってくれるはず!"という母親の
思い込みは、時には家族のバランスを崩すことにもなってしまいます。
そんな中、"母親は兄または弟ばかり大事にして、娘の私とは扱いが違う!"と
不満に思っている方、結構多いそうです。
このように、愛情に差があるように見えるのは、
一般的に男の子は女の子に比べて、手がかかるため・・・といわれています。
男の子の場合、異性である母親から見た時、想像もつかない
理解不能な行動をしがちです。
その点、女の子の場合、母親からすれば同性ということもあって、
感じ方や行動が似ているので、理解しやすいことが多いそうです。
こうした違いから、いくつになっても母親は娘よりも
息子のことが気になって、接し方に違いが出てしまう・・・と
考えられるそうです。
4/18(木) 『近すぎる親子関係』
親元を離れて暮らしている方が、ご実家に帰られた時、
同じ子どもなのに、兄や弟と娘の自分とでは母親の接し方が違う!と
感じている女性の方が結構いらっしゃいます。
息子が社会人になっても、いろいろお世話をしてしまう
いわゆる"子離れ"が出来ない母親もいます。
その理由ですが、息子が自活できないことは、
息子のために良くない・・・と思ってはいても、
突き放してしまうことで不安になったり、
生きがいを失った・・・と感じてしまうからだそうです。
"息子の世話を焼きたがる=息子のため"ではなく、
実は"自分のため"というケースが多いそうです。
そんな中、『母子カプセル』というのが問題になっているそうです。
これは息子や娘に限らず、母と子の関係があまりに近過ぎて、
お互いに依存した状態、二人だけの世界を作ってしまっている状態を
指すものです。
母親に"見守られている"という安心感のもと、子どもは少しずつ
外の世界と関わりを持ちながら成長していきます。
そして最終的には、その関係から卒業していくのが一般的です。
ところが、本来なら次の段階へと進むところを、
お互いに"親離れ""子離れ"できずに、
ずっとカプセル状態が続いてしまうそうです。
これが子どもの心の成長に、良くない影響を与えてしまうため、
問題になっているそうです。
通常ですと、反抗期と呼ばれる思春期の時点で、
カプセル状態は解消されるそうですが、
お互いそこから抜け出そうとしないことで、
その後も続いてしまうそうです。
4/19(金) 『生まれた順番の影響』
男の子・女の子に限らず、生まれた順番によって
それぞれ性格や考え方が違ってきます。
一般的に初めての子どもの場合、下の子が生まれたことで、
いわゆる"赤ちゃん返り"することが多いといわれています。
これはそれまで親や周囲の愛情が、自分ひとりだけに
向けられてきたのに対して、下の子が生まれたことで愛情が半分、
またはそれ以下になったと感じてしまうからです。
それと同時に"あなたはお兄ちゃん、お姉ちゃんなんだから"と
言い聞かされ、怒られるのも自分ばかり・・・と不満を感じる反面、
"我慢"を覚えるようになるといわれています。
下の子は上の子が怒られるのを見ることで、
立ち回りが上手くなるといわれています。
また同性の兄弟・姉妹の場合、下の子は上の子と比較されることを
嫌がる傾向にあるそうです。
上にも下にも兄弟がいる子の場合、上の子が異性だと、
真ん中の子は長男・長女になりますから、
上の子とは扱い方が違うということになりますが、
それに対して不満を持つことがあるそうです。
逆に"上の子と同性の下の子"の場合、それはそれで
親から注目されにくく、放っておかれがちという傾向があるそうです。
そして末っ子の場合、"いつまでも子ども扱いされる"という
不満があります。
モチロン、末っ子でも長男・長女だと扱い方も違ってきます。
■今週の感想
今回は私と男性の友人の会話の中から、
このテーマにさせて頂きましたが、
私も日頃、母親の言動を見ていて、
明らかに弟と私では違うな・・・と感じていたので、
何となくスッキリしました(笑)
モチロン、全ての方にあてはまるわけではありませんが、
少しでも参考にして頂けたら・・・と思います。