バンコクは、夜に活動することが多いため
、朝はゆっくり寝て、というパターンが多い。その日も、アラームなしで目覚め、安ホテルのジムで汗を流した後、併設のプールに向かうことにした。
(ちなみに、ジムで走っている時、窓から隣のホテルの屋上にあるプールが見えたが、競パンをはいたアジア人ゲイカップルがイチャイチャしているのが見えた。バンコクでは違和感のない光景だ。)
ジムにも誰もいなかったし、プールもジムの窓から見た感じ、人はほとんどいないようだ。。。
そして、プールの小さな更衣室に入ると、俺より少し背が大きい、白人男性が俺に背を向ける形で、水着姿で日除けどめ(スプレータイプ)を塗っているところだった

特に恣意的な意味もなく、
良かったら背中、スプレーしましょうか

と聞いてみた。
振り返った彼は、俺が思ったよりイケメンで、鋭い、透き通るような碧眼が特徴的な男性だった
年は俺と同じ位で、引き締まった身体をしていた


彼は驚いたような目で俺を見たが、すぐに笑顔で、
助かります

といって、日除けどめを渡してきた。
塗り終わると、自然な形で会話が始まった。
彼は、あるアジアの国に住んでいるアメリカ人で、おとといからバンコクに一人旅行をしているらしい。
彼がゲイかどうかは最初は分からなかったけど、何となく一人でバンコクってのは、そうかも?と思った。
決定的だったのは、彼が一度更衣室を後にして、プールに向かったにも関わらず、俺がちょうど素っ裸になった頃に戻ってきて
そこにあるドライサウナ、どうやってスイッチ入れるかわかる?
と聞いてきた時だ。
さりげなくではあったが、その間といい、タイミングといい、視線といい、
まるで、彼の質問が、
そこにあるドライサウナに後で入るから、お前も来いよ

と言っているようであった。。。





そんな駆け引きがあった後、俺は自分で日焼けどめを塗り、彼のいるプールへ向かったのであった。。。




