時をかけるピアノ | ももぱぱブログ

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If we had no winter, the spring would not be so pleasant.

ちょっとぼちぼち

ブログ記事の更新を再開していこうかと思います。

 

仕事が溜まり過ぎると人間不思議なもので

達観しますね。開き直りといいますか(笑)

逆にこのペースはヤバイという状況なら

そうならないように「対応」します。

「計画」たてるともいうか。

 

こむさん大丈夫かなあ

(お互い年中忙しい業界です)

 

 

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古い話題ですみません。

12月末に日本最古のグランドピアノを使った演奏会へ行ってきました。茨城県立歴史館。県庁所在地の水戸市にあります。

 

常磐線特急「ひたち」に乗ります。

今回は「オレンジ」仕様。

 

茨城県立歴史館敷地内の旧水海道小学校本館

建物内にピアノは保存されています。

 

以前訪問した時はピアノが置いてあるのを確認しただけでしたが今回は「演奏会」なんと現役、動態保存(笑)というところか。

 

1865年(慶応元年)作。

スタインウェイ・アンド・サンズ

1871年(明治4年)日本へ輸入。

 

参考までにリンク貼ります。歴史です。

 

 

 

 

いやあまったく

垂涎ものですよ。

古い楽器って凄いな。

 

もちろん内部の部品はところどころ新しくなっていすが。

ヴァイオリンにしろ

ギブソン・レスポールにしろ

老兵は死なずどころかいまだ「君臨」だ。

 

 

演奏会が終了した後、特別写真を撮らせて頂きました。

なお許可無く触るのは禁止。

でも数人のオバチャン軍団が騒がしくペタペタ触っていたな。

 

「おさわり禁止ですよ」と睨みを聞かせましたが

「はっ?何か?」みたいな態度。

どこへ行ってもオバチャンは最強敵なし無双だ。

 

私のフォルダの中に「古い楽器は最高。古い女性は最強」名前を付けて保存しておこう。うん。なんだか「人は城。情けは味方」のような格言だな(笑)

 

 

とはいっても

結構このピアノを使って

演奏会をやっているようだ。

 

定例年末のコンサート。

市民から募集の試奏会。

昨年は明治の作曲家である「松平頼則」※氏の作品演奏会。

※水戸家徳川頼房の五男頼隆を祖とする石岡松平家12代当主

 

立派な現役である。

 

ちなみに日本最古で「グランド」ピアノではないピアノはシーボルトが1823年に持ち込んだ英国ロルフ社のスクエア・ピアノのようだ。

 

 

博物館敷地から出るとき

 

顔だ(笑