今日のひとことブログ

 

 

「本来無一物(ほんらいむいちもつ)」

 

「事物はすべて本来、空であり、執着するものは何一つない」という意味を持つ禅語である。

 

 六祖慧能大師のこの教えは、私たちが生まれた時には何も持たず、純粋な存在であったことを思い出させてくれる。しかし、成長すると共に、私たちは地位や名誉、物欲、他人からの承認といった多くの執着を抱え、それらに縛られて悩むことが増えていく。

 

「本来は何もない」とは、私たちが追い求めるものがすべて幻想であり、本来持っていた自由な心を取り戻すためには、執着を手放すことが必要であるという教えである。

 目の前の出来事や物に囚われず、あるがままの自分を受け入れることで、肩の荷が軽くなり、心の平穏が得られるはず。

 

 現代の生活では、何かを手に入れることが価値とされる場面が多く、自分を見失うこともあるが、「本来無一物」の心を持てば、シンプルで豊かな生き方ができるようになる。

 執着を手放し、ありのままに生きることが、真の自由と幸福への道なのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

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