照顧脚下(しょうこきゃっか)
脚下照顧(きゃっかしょうこ)、看脚下(かんきゃっか)と表記されることもある禅語である。
“足下に注意して!”、という意味である。
お寺の本堂の階段に、この言葉を書いた札があり・・・とよく聞くが、以前、法事で訪れたお寺の本堂の階段に、確かに、置かれていた!
足下に注意するのは、あたりまえだが、あたりまえのことに気づかないことが多い。
さて、お恥ずかしい話だが、今年の2月中旬に、私は当時、本社に勤務していたが、駐車場まで歩いていく途中につまずいて、頭から道路に突っ込み、まぶたの上が裂傷し、その他、額も打ち付けたが、さらに、右手首を負傷するなど、思わぬ災難に遭った。
自分でもどうして、つまずいたのか? わからない。
よそ見していたわけじゃなし・・・。でも、足もとをよく見ていなかったのは事実。
「照顧脚下」という禅語の教えはよく知ってるのに、さてさて、改めて、気をつけないといけない。
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