「ときには嵐のような逆風が人を強くする」
王貞治さんの言葉である。
嵐のような逆風。
この表現の深さに驚く。
簡単な逆風ではない。嵐のような逆風。凄まじい風である。
逆境や困難が人を成長に導き、精神的、肉体的な強さの源泉になることを教えてくれる。
苦労は嫌だ。でも、苦労をしたことで成長する。苦労が大きいほど、比例して、大きくなるだろう。
人生で直面する辛いこと、その辛いことを乗り越えることで、人の能力を伸ばし、精神的な強さを培う機会である。
だから、苦労はお金を出してでも買え!ということだろう。お金を出した価値がある。十分元が取れるということだろう。
辛いことから逃げたい、目を背けたい。
でも、真正面からぶつかることで、強くなれる。
そう諭されても、やはり嫌だ。
しかし、今は逃げることができても、また直面するだろうし、ここは、気合を入れて受け止めるしかない。
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