「疑うがゆえに知り、知るがゆえに疑う」
寺田寅彦の名言である。
寺田寅彦
明治〜昭和初期の物理学者・随筆家。
東京の生まれ。東大理学部卒。1916年東大教授となり,'17年X線による結晶構造の研究で世界的名声を博し,恩賜賞をうけた。また夏目漱石に師事し,多くの写生文・科学随筆を発表した。著書に『地球物理学』『藪柑子 (やぶこうじ) 集』など。
出典:旺文社日本史事典 三訂版 「寺田寅彦」の解説
疑うからこそ、そこに新たな学びがあり、疑うというのは学びの上で重要なこと、という意味という。
疑うとはあまり喜びたくないけど、新たな学び、気づきのスタート、新しい発見への序章かもしれない。
信じることはもちろん必要であるが、疑う部分があるのなら、それは解決する必要がある。