お金に縛られない(ブッダの言葉)
【ブッダの言葉】
たとえ貨幣の雨を降らすとも、欲望の満足されることはない。「快楽の味は短くて苦痛である」と知るのが賢者である。
(ダンマパダ186)
(出典:「和尚が伝える心が軽くなるブッダの言葉」(著者:大愚元勝(佛心宗大叢山福厳寺31代住職)))
大愚和尚からのメッセージ
「人間の欲には切りがない。欲に振り回されるのは愚かなことである。」
お金がほしい。お金がたくさんほしい。ぜいたくな暮らしをしたい。
いや、そうではない。暮らしていける分だけのお金があれば十分。こうした考えの人もいる。
私は、趣味で、ミニカー、フィギュア、中古本などを蒐集しているが、これが欲しいと思ったら、後のことをあまり考えずに購入することが多い。
クレジットの後払いなので、カード決済される金額を知って、慌てふためくことが多い。まったくお恥ずかしい話である・・・。
お金がたくさんあれば、お金がある分だけ、遣ってしまうだろう。もちろん、一部は貯金するとしても、やはり、今を楽しみたい。
いつ何時、お金がもらえなくなるか、わからないから、もらえるときにもらっておきたい。
しかし、お金をたくさんもらえる人は、ごく一部の人である。
とはいえ、お金持ちの人たちも、どれだけお金があっても心配だろうから、もっとほしいと思うだろう。
人間の欲は果てしない。すべての方がそうとは言えないが・・・。
お金に縛られて、窮屈な生活をするのは、みじめである。
自分の身の丈にあった、自分の収入に見合う生活をしていくべきである。
こう書いたが、それがなかなか難しい。
とはいえ、無い袖は振れないので、今、私は、趣味のミニカー、フィギュア、中古本の蒐集は少し抑えている。
趣味のミニカーなどの購入にたくさんお金を費やし、衣食住で貧しい生活をしていると、心が貧しくなるので、注意したい。
お金の貧しさよりも、心の貧しさはかなしいので。
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