善因招善果(ぜんいんはぜんかをまねく)

 

 善い行ないは必ず自分に返ってくる

(出典:「くじけない心をつくる禅の言葉」(著者:田中治郎。発行:日本文芸社))

 

 しかし、因果応報の道理は間違いなく働いています。例えば善い行ないをしていれば、気持ちがよくなります。気持ちがよくなるのは笑うことといっしょで、体内のナチュラルキラー(NK)細胞を活発化させます。すると、免疫力が飛躍的に高まるのです。

 免疫力が高まれば、がんをはじめ、さまざまな病気にかかりにくくなります。金銭面でなくとも、善因は善果を生むのです。

(出典:「くじけない心をつくる禅の言葉」(著者:田中治郎。発行:日本文芸社))

 

 

 善いことをして、見返りを求めては、功徳はないけど、求めなくても、自分に返ってくるだろう。

 だから、自分から欲しいと言わなくてもいい。

 見返りを求めた時点で、善いことをした評価も下がってしまう。

 

 自分の日常を振り返り、善いことをしているだろうか。ふとそう思った。

 悪いことはしていないけど、善いことをしているのか。

 でも、なるべく、人のために、と思っている。しかし、気分が悪いときは、嫌な顔をしているだたろう。

 嫌な顔を見た人はあきれるか、腹を立てる。これは、よくない。

 

 毎日、笑顔でいたいけど、そうそういいことばかりが続かないから、落ち込むこともあるし、喜怒哀楽の感情が入り乱れる。

 でも、それは、自分のことであって、他人に伝える必要はない。

 

 善いことをすると、気持ちがいい。

 できるだけ、少しでも、善いことをするよう、心がけたい。