読売巨人軍の阿部慎之助監督の秋広優人選手に対するコメントが厳しい。いや、厳しすぎる。

 

 厳しいのは期待の表れと評価する人が多いけど、私はそうは思わない。

 秋広優人選手は遅刻が多い、野球を知らない、など、多くの発言を聞いているが、厳しすぎるように思う。

 

 私は、読売巨人軍のファンを一時やめることにした。

 原辰徳さんが監督を退任されて、新しいジャイアンツに生まれ変わると期待したが、阿部慎之助さんへの禅譲という形で監督が代わった。本当は新しい方が監督になった方が、なってほしいと願ったが、そうはならなかった。

 さらに、中田翔選手に事実上、戦力外を突き付けるような行為、つまり、中田翔選手が守っていたファーストには4番の岡本和真選手が入り、岡本和真選手が守っていたサードには坂本勇人選手が入るという構想に、私はとてもショックだった。

 一番ショックだったのは、中田翔選手だろう。そして、弟子の秋広優人選手も師匠が退団することになり、ショックを受けただろう。

 

 

 阿部慎之助監督の発言を聞いていると、秋広優人選手に期待はしているとは述べるが、一つでも失敗があったりすると、手厳しいコメントを出す。当事者の秋広優人選手にどんな言葉をかけているのか、わからないけど、高校を出てプロ入り4年目の選手で、将来を大いに期待しているはずだ。

 それなのに、いじめのような言葉を耳にすると、正直せつない。

 

 秋広優人選手は休日返上して、約2時間練習に明け暮れた。

 休んでいる場合じゃないと思い、練習したのだが、休息も必要である。

 練習は大いに結構だけど、怪我をしたり、また、精神的に追い詰められていくような気がする。

 

 もしも、秋広優人選手が今シーズン、活躍しなかったら、私は首脳陣の責任でもあると思う。

 目先の勝利ばかり目を向けて、将来の勝利を手放せば、優勝という美酒を味わうことは難しいと思う。

 

 秋広優人選手の活躍に期待したいし、運も秋広優人選手に味方するよう祈っている。

 頑張っている。遅刻は確かによくなかったけど、優しい言葉をかけてあげれば、必ず活躍してくれると私は思う。

 今の若い人は、ほめて伸ばすのが育成法としては、王道だと思うのだが・・・。