『欲深き人の心と降る雪は、積もるにつれて道を失う』
高橋泥舟の名言である。
高橋泥舟は、江戸時代末期の幕臣で、槍一筋で徳川慶喜の信頼を得た人物。
勝海舟、山岡鉄舟らと並び「幕末三舟」の1人とされている。幕末の動乱期に活躍した。
詳しい生涯、その功績はよく知らないが、槍術の名人で、まさに、武人である。
だからこそ、敗者となり、命を奪われる危機に瀕した主君の徳川慶喜公を最後まで守り抜き、絶大な信頼を得たのだろう。
欲はほどほどに、雪もほどほどに。
欲が深ければ、雪がたくさん積もれば、人生という道を見失い、目の前を歩む道も見えなくなってしまう。
人生の道が見えるときもあれば、見えないときもある。すべて見えなくなっては歩くことができない。
欲はほどほどに、中庸がいいだろう。
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