裂古破今(いにしえをさき いまをやぶる)
私たちの日常には、長い年月を経て築かれたものと、日々新たに生み出されるものが入り交じっています。「昔からこうだから」の一言で古いルールを押し付けられ、窮屈に思う人もいれば、新しいものの形で、古き良き伝統が失われていくことを嘆く人もいるでしょう。
大切なのは、新旧のどちらが優れているかではなく、その中にある本質を見極めること。常識や世間の声に惑わされず、自分の目で物事をしっかり見るようにしましょう。そうすれば、何が本当に重要なのかが自分で判断できるようになります。
(出典:「ニャンか、しあわせ 今日をごきげんに過ごす【禅の言葉】株式会社リベラル社)」)
いい言葉である。
中島誠之助さんのように「いい仕事してますね」と言いたい。
「故きを温ねて新しきを知る」ということわざがあるが、このことに止まらず、新しいものにも当然良さがあるから、古いもの、新しいもの、分け隔てなく、俯瞰して見ることが大切である。
いいものはいいし、悪いものは悪い。その尺度、ものさしは平等で公正でありたい。
今の若い人は・・・、昔の人は・・・、こうしたフレーズをよく耳にするけど、どっちもどっち。
こう書くと叱られるが、若いからダメじゃないし、昔の人がダメじゃない。
自分を見失わずに、物事の本質をじっと見据え、行動したい。