雪月花(せつげつか)

 自然と触れ合い、四季を感じていますか。
 自然界から学ぶことはたくさんあります。
(出典:「ふっと癒される禅のことば(大本山建長寺 教学部長 永井宗直氏著 西東社)」)

 現代の人は年中、忙しい、忙しいと過ごし、四季を感じる余裕が少なくなってしまったのでしょうか。
 日本には四季があり、四季の移ろいから感じる情緒があります。
 この「雪月花」を感じる心を、大切にしていきたいものです。
(出典:「ふっと癒される禅のことば(大本山建長寺 教学部長 永井宗直氏著 西東社)」)


 

 春は花、始まりの季節。
 夏は暑い。特に、令和五年の夏は暑かった。毎年、そんなことを言っているが・・・。
 秋になり、少し涼しくなった。
 冬になった。やっぱり、寒い。早く、春が来ないかなと待ち遠しい。

 私の気持ちはこんな感じである。
 もちろん、その時々で、多少は変化はするが・・・。

 四季がなくて、一年中、同じ気候だったら、どうなんだろうか。
 服装は楽である。食べるものもあまり変化はないだろう。
 お金がかからないかもしれない。

 でも、楽しみは減る。春、夏、秋、冬、それぞれの魅力を感じることができなくなる。
 四季があるから、文化がある。食べ物も四季それぞれ、違う。
 衣服も違う。そこから、工夫が生まれる。
 そのことにより、経済も潤う。

 四季がない国もあるから、日本国は幸せである。
 自然のいたずらで苦しめられることも多いが、四季があるのは、そのご褒美というか、自然からの贈り物かもしれない。