最近衝撃を受けたニュース

 能登半島地震について、これまで何回か、ブログに投稿させていただいている。

 

 私は、毎日8時に禅語のエッセイ、正午に自由きままなエッセイ、18時に140小説、21時に300文字小説と1日4編と少し多いが、投稿している。

 これ以外に、世の中に対する怒り、悲しい出来事、個人の思いなどを綴ったエッセイを投稿している。

 

 

 能登半島は子どもの頃に訪れたことはあるが、大人になってからは一度も訪ねたことはない。

 古都金沢市は何度か訪れたことがあるが、足を伸ばすことはできず、能登半島はいつか訪ねてみたい土地の一つである。

 

 私は小説を書くことが趣味だが、珠洲市内を舞台に、短編小説を2篇書いたことがある。

 珠洲市は一度も訪ねたことはないけど、観光ガイドやネットからの情報で周辺地域も含めて、ある程度の情報を持っている。それが、こんな形になってしまうとは未だに信じられないし、涙を禁じえない。

 

 作家の津村秀介さん原作の女優の眞野あずささん主演の「弁護士 高林鮎子シリーズ」のシリーズ作のうち、能登半島と伊豆半島の形が似ていることをトリックにした作品がある。

 少し突飛な着想かもしれない。でも、伊豆半島と形も似ているが、伊豆半島と同じように、能登半島は大きな半島である。

 能登半島は石川県にあるが、日本海に突き出たトナカイの鼻のような形をした半島に、多くの人が住んでいる。その能登半島を突然、今年の元旦に、大規模地震が襲った。

 多くの方の尊い命が奪われ、未だに安否不明な方も多数おられる。

東日本大震災や熊本地震と比べて自衛隊の派遣人数が少ないとの批判も一部にはあるが、それは、地理的なこと、道路が寸断された場所も多いこと、海岸も地震の影響で隆起していることから海上から近づくことも困難なことなどから、単純な比較はできないと思う。

 

 私は自衛隊のすべては知らないが、自衛隊の皆さんとしても被災地で活動したい気持ちがあっても、それができないというもどかしさを感じておられると推測する。

 警察の方、自衛隊の方は、不祥事が多いと激しくたたかれるが、私が知ってる人たちは本当にすばらしい方々で、正義感が強く、任務に対する責任感が強い方ばかりである。

 

 私も、いろんな許しが得られれば、現地に行きたい。自分ができることをしたい。純粋に、その思いである。それは、東日本大震災、熊本地震のときもそうだった。

 熊本地震では、知人が熊本市役所の職員だったので、熊本市に出張した際にお会いしてお見舞いをした。

 東日本大震災では、知人が現地に派遣されたので、知人から詳しい現地のことも聞いたり、会議で一緒だった岩手県在住の方からお話を聞いたこともある。

 

 あたりまえの日常が一瞬で失われる。私自身はそうした経験がないが、現実にそうなったら、とても立ち上がれないだろう。

 

 今、石川さゆりさんの歌われる『能登半島』を聴きながら、このエッセイを書いている。

 石川さゆりさんのヒット曲のうちの1つだが、ヒットしたのはそれだけ、能登半島が魅力あふれる場所だという証と思う。

 

 能登半島では、余震が続いている。余震と表現するには、少し激しい震度である。

 助けを求めておられる人がたくさんいるのに助けられない。こんなことがあっていのか・・・。

 

 1分1秒でも早く、能登半島に平和な日々が訪れることを願います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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