年末年始の間、社員の連絡先を確認しておくように。
何かあったら、各部署ごとで、責任をもって対応するように。
仕事納めの前日の12月27日、こう指示された。
一昔前は、明日から年末年始の休みだから、1年間の疲れを癒し、ゆっくり休んでほしい。
若い頃はこうした趣旨の言葉を上司に言われた記憶がある。
でも、今は違う。
これは、私の会社だけなのか。世の中がそうなのか・・・。
組織に属する人間に、思いやりのない会社だとつくづくとそう思う。
社員の連絡先を確認するという指示は無視した。
何かあれば、緊急連絡網で連絡することにしているし、携帯(スマホ)はみんな携帯してるだろうし、メールまたは電話で連絡できるはずだ。あえて、年末年始の連絡先までは確認する必要はない。
最近は、部署内でもどの範囲まで、個人の携帯番号やメルアドを共有するのか、に気を配る必要がある。
思いやりのない組織に属している。
そのことが悲しい。こうしたことを部署内でも、自由闊達に話すから、私は煙たい存在だろう。
それならそれで構わない。正しいことを主張する、みんなのために主張する、それが私の考えだし、絶対にぶれないようにしたい。
来年も、この頑固な考えが少しでも、組織のために役立つことがあれば、本望である。