唯一無二だと思う俳優

 

 

 「裸の大将放浪記」がBS11で再放送されている。

 主人公の放浪画家の山下清さんを演じるのは、芦屋雁之助さんである。

 

 実際の山下清さんがどういう方だったのかは知らないが、私の中では、山下清さん=芦屋雁之助さんである。

 ここまで、ご本人になりきるというのは、ホントにすごいことである。

 

 

 もっと早く気づけば、よかったのだが、最近、再放送されていることに気づき、録画をして観ている。

 毎週金曜日の夜8時から10時までの2時間で、一回当たり2話ずつ放送されている。

 

 「僕は早くにお父さんが死んで、お母さんも亡くなったけど、お母さんは亡くなるときに、清や、お母さんはもうすぐ死ぬから、お腹が空いたら、親切な人に、おにぎりをくださいと言うんだよ」

 お腹が空いているとき、たいていこんなセリフで、山下清画伯は、親切な人を見つけ、おにぎりをくださいと言う。

 

 

 

 素直な人である。自分の気持ちをストレートに述べる。着飾ったところは一切ない。

 だから、初対面の人も、その人柄にうそはない、いい人だと思い、おにぎりをくれたり、親切にしてくれる。

 

 毎回、いろんな人と出会い、その時々にさまざまな人間模様が描かれる。

 放浪と表現されているが、山下清画伯は、全国を旅して歩き、人間との出会い、人生というものを教えてくれる。

 

 芦屋雁之助さんのすばらしい演技に毎回関心をしている。

 役者として、天才の放浪画家の山下清画伯になりきり、演じておられる。

 

 

 山下清画伯の絵画がほしくなったが、とても手に入れることができる値段じゃないので、山下清画伯の絵画が紹介されている書籍を何冊か購入した。

 

 でも、こうやって、絵画に興味を抱き、ほしくなるのだろう・・・。

 

 

 

 

 

 絵画の値段が安い画家の絵画を探してみようかな・・・。

 

 

 

 

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