徳川家康公遺訓

 人の一生は重荷を負うて遠き
 道を行くが如し急ぐべからず
 不自由を常と思えば不足なし
 心に望み起らば困窮したると
 きを思ひ出すべし
 堪忍は無事長久の基
 怒りは敵と思え
 勝つことばかり知りて負くることを
 知らざれば害その身に至る
 己を責めて人を責むるな
 及ばざるは過たるより勝れり

 

 

 今年のNHK大河ドラマ「どうする家康」の主人公、徳川家康公の遺訓である。

 

 私のアメブロのトップページにも、紹介している。

 私の好きな言葉である。

 

 久能山東照宮で購入した遺訓の置き物

 

 私は西郷隆盛さんと並んで好きな偉人が徳川家康公である。

 徳川家康公は、近代日本の礎を築いた人である。

 そして、西郷隆盛さんは幕末から明治にかけての激動の時代に、日本の分裂を避け、この国を守った人である。

 

 

 

 こうして書いているだけで、涙を禁じえない。

 真の政治家の姿をその人生で紹介されている。

 

 今、日本国は、水面下で、未曽有の危機を迎えていると思う。

 でも、それに気づいていないだろう。

 私の杞憂であればいいけど、自己保身に走らず、この国のために、政治家の皆さんは命がけで政治をしてほしいと願いたい。