中村雅俊さんが歌う「哀しい人」。
1999年5月4日から2000年3月14日までの「火曜サスペンス劇場」の主題歌である。
先日、BS日テレで再放送された「弁護士高林鮎子(25)瀬戸内を渡る死者」を録画して鑑賞した。
私は、過去に、「高林鮎子シリーズ」全34作品すべて鑑賞したが、再び? 再びどころか、何度も再放送されているだろうが、せっかくの機会なので、録画して鑑賞した。
「高林鮎子シリーズ」全34作品について綴ったエッセイがあるので、お読みいただければ、嬉しい限りである。
さて、「弁護士高林鮎子(25)瀬戸内を渡る死者」を録画して鑑賞した後、中村雅俊さんが歌う「哀しい人」が映像とともに流れた。
「哀しい人」のタイトルにふさわしい、哀しみが漂うせつない中村雅俊さんの歌声に心が響いた。
「火曜サスペンス劇場」は、2時間ドラマの主役ともいうべき、日本のサスペンスドラマのリーダー的存在だった。残念ながら、放送は終了しているが、今も根強い人気があるのか、BS日テレなどて再放送されている。
ドラマで流れる主題歌はどの歌も、人間の哀切を漂わせ、人間というものを歌詞と音楽で描いている。
私は職場まで車通勤だが、最近、時々、中村雅俊さんが歌う「哀しい人」を聴いている。
「火曜サスペンス劇場 主題歌」を収めたCDに入っているのだが、繰り返しリピートして聴いている。
かなしいを表現するとき、「哀しい」と「悲しい」がある。どう違うのか?
この中村雅俊さんが歌う「哀しい人」を聴くと、なんとなく理解できる。