広島で開催されているG7に、ゼレンスキー大統領がやってくる。
アメリカのバイデン大統領、イギリスのスナク首相、フランスのマクロン大統領はじめ、世界の首脳が集うサミットにロシアと戦っているウクライナのゼレンスキー大統領が、G7の首脳と直接、対談する。
このビッグニュースに驚いたが、その可能性もあると思っていただけに、事実は小説よりも奇なり、と思った。
昨年2月24日に、ロシア軍がウクライナに侵攻して以来、1年と3か月になる。
ここにきて、ウクライナ軍が反転攻勢に出ると予想されているが、そこに、G7サミットの開催である。
ゼレンスキー大統領がG7サミットに参加する。
その報道に、ロシアのプーチン大統領は内心、穏やかであるはずがない。怒り心頭に達しているだろう。
広島は第二次世界大戦で原爆が投下された土地である。
原爆被害がクローズアップされるから、核使用はとんでもないだし、核使用に言及することさえ、従来に増して、非難されるだろう。
ロシアはウクライナ侵攻以来、最大の危機を迎えている。
心配なのは、なりふり構わぬ行動に出ること、具体的には、核使用である。こじつけはなんとでもできる。
戦争反対! 核使用反対!
ゼレンスキー大統領の訪日、G7参加は、歴史的な快挙、歴史に刻まれるだろう!