本日、ネットを検索していると、俳優の長谷川哲夫さんが亡くなったと報じられていた。84歳だったという。

 

 長谷川哲夫さんについて、「水戸黄門」では徳川綱吉を18年間演じたほか、「3年B組金八先生」では和田校長役(その後、教育長に)を好演するなど、名脇役として活躍したなどと紹介されていた。

 

 

 

 

 私は、2021年3月6日に、『「水戸黄門」で18年、綱吉公を演じた長谷川哲夫さん』のタイトルのエッセイをブログに投稿した。

 

 私が、2021年3月6日に投稿した内容は、次のとおりです。

 

 

 時代劇「水戸黄門」に、5代将軍綱吉公が登場する。

 綱吉公は、“生類憐みの令”という悪法を出したことで知られ、“犬将軍”と揶揄された将軍である。

 しかし、5代綱吉公の時代には、元禄文化が栄え、江戸時代を通じて、最も文化が栄えた時代であった。

 幕府の基盤が固まり、安定したことで、文化が栄えた素地を生み出したと思う。

 

 「水戸黄門」で、綱吉公を演じるのは、長谷川哲夫という俳優さんである。お顔を拝見していると、将軍様の高貴さが漂い、品格がある。まさに、将軍のイメージにぴったりである。

 調べると、長谷川哲夫さんは「水戸黄門」で18年、綱吉公を演じた。お顔も高貴さがあるが、口調も威厳があり、高貴な人らしさを感じる。

 

 

 

 

 演じる役柄は俳優さんが作り上げるものかもしれないが、もって生まれた資質や性格はなかなか変えられないし、役柄を演ずる上では武器である。

人間はさまざま、人生もいろいろ、である。多くの役柄を演じるには多く人生を知る必要がある。加えて、もって生まれた雰囲気が役柄にぴったりはまれば、最高である。

 長谷川哲夫さんは将軍など、高貴な役柄があう。

 これをテーマに、300文字小説のイメージが湧いた。早速描いてみたい。

 

 

 今、ほぼ毎日、「水戸黄門」の再放送を観ている。

 徳川綱吉は番組の最初と最後しか出演しないが、長谷川哲夫さん演じる綱吉は高貴さ、将軍としての権威を見事に演じられている。

 謹んで、心より、長谷川哲夫さんのご冥福をお祈りしたい。