相棒シリーズは、私の最も好きなドラマの一つ。
杉下右京さん演じる水谷豊さんは70歳。
70歳とは、とても思えない。
走っているシーンも紹介されているが、70歳?の走りじゃない。
相棒に復帰した亀山薫さんを演じる寺脇康文さんは60歳。
60歳といえば、還暦だが、とても、とても、還暦ではない。
今シーズンで、まさか終わることはないだろう。
終わりの筋書きが用意されているのか? それはやめてほしい。
終わりは用意する必要はない。
亀山薫さんは嘱託職員という身分。刑事じゃないから、捜査権はない。
でも、もともと、特命係には、捜査権はないから、刑事である必要はない。亀山薫さんはそう言われた。このシーンがおもしろかった。
亀山薫さんが帰ってきて、喜んでいる人がいる。
伊丹刑事だ。亀山薫と会えば、喧嘩ばかりする。いがみ合う。
長い空白の期間を経て、再会したが、昨日、別れたばかりのように、息の合った喧嘩、いがみ合いがおもしろい。
相棒は個性的なキャラクターがいることが魅力である。
杉下右京と亀山薫だけじゃない。
周囲の個性的な人たちがいるから、杉下右京と亀山薫が浮かび上がる。
シーズンが21まで続くことが、すごい!
それだけ愛されている、他の追随を許さない刑事ドラマである。
特命係は、窓際族。捜査権のない刑事。
でも、いつも、真実を追求する。
ひたむきな姿勢に、多くの人たちが共感し、うちの組織にもいてほしいと願い、我こそは特命係、相棒になりたいと思うだろう。
もちろん、私もその一人である。
相棒は永久に不滅です!