死して屍拾う者無し。

 

 時代劇「大江戸捜査網」のナレーションで流れるコメントである。

 

 隠密同心は、老中松平定信が極秘に作った組織で、旗本寄合席の内藤勘解由が支配している。

 悪人たちを退治する秘密組織だが、仮に、殺されたとしても、その屍を拾って弔うことはしないと冷たい運命と言っている。

 

 今、ウクライナでは、多くの兵士や市民が亡くなっている。ロシア軍の兵士たちも亡くなっている。

 

 亡くなった兵士たちを弔うことすら、できない。

 そもそも、この戦争は何なのか? 

 多くの人が疑問に思っているし、ウクライナにとっては考えられないことである。

 

 ロシア軍の内部もおかしくなっていると報道されている。

 プーチン大統領はあせっているだろう。

 停戦すれば・・・と思うが、今、ウクライナは攻勢に転じようとしている。

 

 終わりの見えない戦争である。

 こういった戦争は、誰もが予想しない終わり方をするだろう。何の根拠もないが、私はそう思う。

 

 例えば、ロシア国内で政権交代があるとか・・・。