空気を読めない人間がいる。

 空気を読まない人間がいる。

 

 読めないは気づきがないから、天然の性格だろう。

 読まないのはその自覚があるにもかかわらず、意図的に読まない。

 

 読めないのは仕方ないと思いたいが、いい大人なら、読めないのは大人になりきっていない証拠ではないか。

 

 空気を読めない、空気を読まない。

 それで、何か文句ある?と言われるだろう。なぜなら、そもそも空気を読めない、読まない人間だからだ。

 文句はないが、結果的に人を傷つけたり、組織の和を乱せば、やめれ!と言いたい。

 

 空気を読めない、空気を読まない人間がいると、腹が立つ。だが、最近は、やり過ごすことができるようになった。自分が成長したから、ではない。単に、年を取ったからだろう。

 

 空気を読めない、空気を読まない人間がいると、私はその場から退避することにしている。

 一緒にいると、怒りが爆発するからだ。文字どおり、ではないが、同じ空気を吸わないのが一番の解決策かなと思っている。