ものすごい炎が立ち上っています。
火元はおそらく・・・、いえ、それは一部の憶測ですから、今は差し控えます。
瞬く間に、燃え広がり、多くの民家が火に包まれています。延焼を防ぐために、建物が取り壊されています。
このままでは、江戸城に火の手が回ることが予想されています。
江戸城では、老中たちがこの大火への対策を検討しています。
そこに、家臣がやってきました。
ついに、江戸城内に火の手が伸びてきたと報告したようです。
老中保科正之が将軍家綱公に本丸から非難するよう、意見しました。家綱公が大きくうなずき、本丸から外に出ました。
江戸市中は真っ赤に燃える炎に包まれています。絶望的な状況です。
次回は・・・。