時々古本屋で本を買う。

 もちろん本屋で新刊を買うこともあるが、古本屋、特に〇〇〇は私の愛するお店。なぜなら安く本が手に入るからだ。

 

 古本屋でひとつだけ残念なことがある。

 本を買った後、背表紙の値札シールをはがしてもシールの跡が残ることだ。ときにシールが上手く剥がれずに破れてしまうこともある。

 

 剥がれやすい、跡が残らないシールを貼ってほしい。本に傷跡が残るようで可哀想だ。

 読書離れとよく言われるが、それは本離れだろうが、本を大切にすべきだ。新刊から古本になっても、本に変わりはない。

 

 〇〇〇よりも安い古本屋がある。店舗も大きいし、品ぞろえも豊富である。ただ、一軒だけだから、同じものばかりなので、基本的に1月に1回程度、訪ねている。

 

 最後は100円(税別)になってしまう運命のたくさんの本たち。年月を重ねても満足させてくれる。

 本はいい仕事をしてくれる。