返信メールが届いた。

 喜びたいが、喜びは半分だ。

 

 さて、どの返信メールのことか?

 それは自分しか分からないが・・・。

 

 忘れたいと思っていた矢先に、メールが届くと、忘れられなくなる。

 もう、脈はないから、あきらめた方がいいし、もともと、脈はなく、踊らされていただけ?

 

 いい大人が何を書いているのか。

 大人とはいえ、ひとりの人間である。

 気持ちは揺れるし、気持ちは踊る。

 

 人を意識することで人は生きていることを実感する。生きているとは大げさだが、生きていると思う。

 

 返信メールを読むと、その人の人となりがよくわかる。相手への気遣いがある人、自分のことだけ書く人など。

 

 私はできるだけ自分のことは抑えつつ、相手を気遣っているつもりだが・・・。

 気遣ってもらえると嬉しい。気遣ってもらえると、相手に対し、好意も抱く。

 

 気遣いが感じられないというのは自分には興味がないというか、相手にされていないと思う。

 

 でも、あるがまま、なるがまま、自然に受け止めたい。くよくよしてても仕方ない。

 常に前を向く。

 

 そういえば、元明治大学ラグビー部の北島監督の明言は、

 前へ、である。

 返信メールは自分だけに届いたもの。

 まずは感謝し、前へ歩みたい。