今年も多くのプロ野球選手が引退する。

 岩隈久志投手は巨人軍に入団し、二年間、一度も一軍のマウンドに上がることができず、無念の引退となった。

 原辰徳監督の誘いを受け、岩隈投手は日本に戻ってきた。私は活躍すると予想したが、残念な結果となった。

 

 阪神タイガースの藤川球児投手も現役引退を発表した。火の玉ストレートと命名された伸びのあるストレートは永遠にプロ野球ファンの記憶に残るだろう。

 

 ドラフトで新人選手が入ってくるから、当然、去る選手も出てくる。毎年、この時期は、一軍で結果を残していない選手たちは戦々恐々だろう。

 他にも現役引退を発表した選手も多いし、来季の構想に入っていない、戦力外と報道されている選手もいる。

 

 そんななか、巨人軍の中島宏之選手はいぶし銀の活躍をしている。誰もが終わったと思っただろう。

しかし、不死鳥のごとく蘇った。努力は裏切らない。あくなき探求心で復活を成し遂げた。まだまだ活躍できる。ぜひとも二千本安打を達成してほしい。

 

日本のプロ野球は新型コロナウイルスの感染拡大で開催が危ぶまれたが、何とか開幕にこぎつけ、盛り上がっている。もうすぐシーズン終了を迎えるが、これは奇跡かもしれない。最後まで熱い戦いが続く。もう少しプロ野球を楽しみたい。残念なのは、岩隈投手の勇姿が見られないことだ。

 

岩隈投手の現役引退は本当に残念である。

近鉄から新設球団の楽天に移籍し、弱小球団のエースとして活躍した後、大リーグに渡り、大リーグでも活躍した。まさに、名投手だったし、男気のある投手だった。

今後は指導者として、多くの名投手を作ってほしい。