母の家への思いは凄まじいびっくり
私には到底理解出来ない思いである


どうしてあそこまで家というものに執着するのか
最近色々と考えてたどり着いた答えがある



母は口癖のように
お父さんが残してくれた家
というのだが母にとっては最初から自分の家であったのではないかと



実家はそろそろ築50年近く経つ

以下は母から聞いた話です

父は家を建て替えようと思った時にハウスメーカーに相談をしていたそうだ
見積もり段階だったので母には建て替えようとおもっているということだけを告げたそうだ

ここで母は先走ってしまった
近所に住む親戚(曲者です)にすぐさま話を持っていき、なんと父に断りもなく親戚と建て替えの話をまとめてしまったらしい


父は仕方なくハウスメーカーに断りを入れ家を建て替えたということだった

断れば良かったのにとも思ったがこの親戚が曲者で反対すれば大変なことになると知っていた父は諦めたのでしょう




母はこの話になると
お父さんには悪いことをした、自分が先走ってしまったから
とか殊勝なことを言っていたが本心では
自分の家  自分の思い通りの家
と思っていたのだと思う



私がこう思うのは二人の収入
父はしがないサラリーマン(中小企業)
母は当時流行っていたビーズ細工のハンドバッグを作ったり、その後も和裁を生業にしていた
恐らく父の倍以上の稼ぎだったと思う



口にこそ出さないが収入に関してはそれっぽいことをよく言っていた記憶がある


恐らく母は住宅ローンも自分の収入で返したくらい思っていたのだろう



そう考えると辻褄が合う
自分の家だから処分したく無いのだ
自分が生きているうちは処分はさせない
自分が居なくなったら好きにして


あんな負動産要らない
我が家は争続真っしぐら



先日の東京湾震源の地震そして今回の大雪
隣近所に迷惑をかけてないか
心配事ばかりが増えるショボーンショボーンショボーン