山行日:2020/1/13(祝)
このブログに引っ越してきて、初めて記事をここに書いています。
昨年2019年9月、白馬岳山行依頼久々に大きな山行となった。
その山は 奥秩父の この瑞牆山、実に2007年10月以来だった
その時の様子は、瑞牆山山行!を参照ください。
自宅からのアクセスは、12年前とは運例の差だ。
中央道須玉ICから北上して、塩川ダムを過ぎると 日本の農村風景、冬枯れの田園風景、家並みと土蔵、所々に石の道標。
時間が止まった空間のようだ。
朝焼けと絶好の天気に胸躍らせ、あっという間の約3時間で登山口の瑞牆山荘前に到着した。
山梨県北杜市須玉町小尾集落から、瑞牆山を見上げる
金峰山と瑞牆山への玄関口だが、このシーズンは入山者は少ない。
少ない雪と所々の凍結したトレイルをゆっくりと登って行った
すると樹林が開けて、その山容が迫っていた。
そしてほどなく、富士見平「小屋に到着した
この先から凍結したトレイルとなり、一旦下りとなることからアイゼンを装着して、進んでいく。
渡った沢の様子
そして、目の間には見覚えのある巨岩があり、急登と岩と圧雪の凍結のトレイルが始まった。
非常に苦戦の連続で思った以上に時間を費やしてしまった。
久しぶりの冬靴、ワンタッチアイゼンに一気に気合いを入れていった。ピッケルも慎重に駆使して、確保を確実にしながら、
徐々に高度を稼いでいった。
それにしても、快晴で無風で、歩いていて寒さを感じず、汗ばむくらいだ
山容を見れば判るように、いくつもの巨岩がそそり立ち、圧倒する山である。
大ヤスリ岩 甲斐駒ヶ岳を望む
大ヤスリ岩を過ぎると、いつまで続くんだったかな?と過去の記憶を思い出しながら、岩場を気をつけながら、北側を回り込むように
瑞牆山(標高:2230m)山頂に到着した。およそ3時間半の登り、1:00pmを過ぎていた。
気温‐5℃日差しは優しく、ゆっくりと流れる空気は気持ちよく感じた
12年前と同様に素晴らしい展望で見飽きることがなかった。
富士山
ちょっと恥ずかしがり屋の”八ヶ岳連峰”
大ヤスリ岩と南アルプス:甲斐駒ヶ岳、鳳凰三山
金峰山と富士山
五丈岩が確認できる金峰山
30分の休憩で下山。悪戦苦闘だった登りを慎重に下るも、あっという間であった。
アイゼン、ピッケルワークの慣らし、トレーニング山行でもあった
日が傾き、穏やかな冬の日が終わろうとしていた
素晴らしい山行を無事に終えて帰宅の途に就いた
(了)