【短歌】皮肉は時に栄養になる | 青山祐己 〜音とお酒と時々短歌(まぁ、ほぼ雑記)

青山祐己 〜音とお酒と時々短歌(まぁ、ほぼ雑記)

ピアノ弾いたり作詞作曲したり歌ったりしたり。
短歌作ったり詠んだり読んだり。
日本酒バイヤー兼アドバイザーとしてお酒を売ったり飲んだりオススメしたり飲んだり飲んだり。
そんな感じにフリーな人の雑記です。

田園を抜けて話題の塾に行く 友達に会うためだけに行く


ミニチュアの街の平和を脅かす笑顔の君は或いはゴジラ


この辺で一旦お茶にしませんか?平和主義者は困っています


孫悟空みたいな人が現れて俺の元気を奪おうとする


大好きなわたしと怖い私(わたくし)が共に生きてる我が子の日記


ワンカップ大関 カラス ランドセル 臨界点に触れる公園


間違えて買ったたこ焼き粉で今日もたこ焼きじゃない何かを作る


ディテールが大事なんだと呟けば青空を彩るように雲


荷崩れを起こす大根ほろほろと晴れて二人は他人に戻る


母でした もみの木いろのくつ下にゲームソフトを詰め込んだのは


気の抜けたジンジャーエールを飲み干して漸く店を出る嫌煙家


儲かっているんだろうな数珠だったはずの左腕にロレックス


絶交をする五分前僕たちが見ていた海は穏やかだった


駅前で配られていた広告に去年と全く同じクーポン


食パンを焦がした朝によく似合う眩しいだけの謝罪会見


最近作った短歌達!
なんか皮肉めいたものが多いのはなんでだ!(笑)