2023年6月10日、黒戸尾根から甲斐駒ヶ岳に登った。


2月末に腹痛で敗退して以来の登山である。3ヶ月もの間、山に登っていなかったので、脚力の衰えが気になった。少しハードな山に登っておきたいと思った。


それで黒戸尾根である。


夜明けごろ駐車場に到着。本当はもう少し早く到着して仮眠をとりたかったが、出発が遅くなってしまった。駐車場はほぼ満車だった。今から寝ると、例によって寝過ごしそうだったので、諦めて4時半出発。


まずはお馴染みの橋



明るくなると同時に幾人かがスタートしたが、皆、驚くほど早い。荷物も軽そうだが、それにしても早く、ほとんど走るように登ってゆく。


マイペースで登ってゆく。昨秋に発熱で撤退した場所に到着。このベンチに腰掛けてガタガタ震えていた。あのとき、幸いなことに誰とも話さなかったので、感染を撒き散らしてはないと思うが、、七丈の小屋あたりまで行って発熱していたらえらいことになっていた。



雲がすごい。見えているのは鳳凰かしらん。



刃渡り。夏に通ったのは初めてかも。しっかり道がついていた。なぜかやたらハエが多かった。



刀利天狗を越え、黒戸山の横を巻くあたり、少し降るあたりに来て、やたら眠くなる。半分寝ながら惰性で足を出していたが、耐え切れなくなり、木に寄りかかり少しうとうとする。




何回か仮眠をとり、だいぶスッキリしてきたころに、五合目の小屋後に出た。ほんとに何もなくなっていてびっくり。昔仲間とここで幕営したことを思い出し、ちょっとノスタルジーに浸る(笑)



下りも終わり、登りに復帰。



七丈小屋を通過。



八合目の御来迎場に着くが、雲が多くて眺望はいまいち。



と思ったら、雲が切れて鳳凰が見えた。



雷鳥がお出迎え。



ほどなく山頂到着。12時半。





久しぶりの甲斐駒ヶ岳をゆっくり楽しみ、1時過ぎに下山開始。帰りは特筆することもなく淡々と下山。


刃渡りで鹿に遭遇。刃渡を横切って行った。写真は撮れなかった。だんだん天気が怪しくなっており、先を急ぐ。


だが、八丁坂あたりで雲も厚く、だいぶ暗くなってくると同時に眠くなってくる。眠気をこすりつつ、半ば小走りで下っていたら、見事に足を滑らせた。とっさに横の草むらに転がったので、怪我は何もなかったが眠気は飛んだ。ここからは変に急がずに、しっかりと歩くことにする。


1048mを越えて、西北西に曲がるあたりで完全に暗くなり、ヘッデンを点ける。完徹はやはり無理があったのか、眠くて足が進まなくなる。幸い、雨は降り出してこない。


結局、下に降りたのは7時半。神社で無事下山のお礼をして帰った。下山に6時間以上かかったことになる。体力不足を痛感した山行であった。