料理

朝起きてご飯を作る。

いつものご飯。お米を炊いて，お味噌汁を作って。
今日も一日元気に過ごせますように。

運動会の特別なお弁当。

パーティーに作る楽しいお料理。

病気のときに元気になるように作るお手当のお食事。

子供の好きなおやつ。

毎日の弁当。

お節句のときのお料理。

落ち込んだときに作る自分へのスイーツ

誰かを元気づけるためにつくる料理



どんな料理にもどんなときにも、

ご飯を作るときには必ず人がいて思いがある。

喜んでもらえるかな？

あの人はこれ好きかしら？

子供たちきっとおなかをすかせているよね。

元気になってね。よくなるといいね。


料理は愛情。
そんなありふれた言葉だけど
でもそれなしには私には到底何も作る事はできないとおもう。

人の気持ちが在って，大好きな人がいて，大切な人がいて
その人が幸せであるように。元気に今日を、今を生きれるように。
そんな祈りがきっと毎食に込められてる。

大切なのは何を作るか，どんなに上手か，どんな料理法か，何を食べるか。
それよりもうんとまえに
まずは
誰かの事を思う事から料理は始まるのではないかと思う。

食べてもらう，作らせてもらう。
食べなきゃ生きていけない。
ならば料理はかけがえのない命を支える大仕事じゃないだろうか。

今日も私の周りの大事な人にご飯を作れる事を
とても嬉しく思います。

もちろん。
そんな風に毎日思えなくてもいいし，そんなもんだと思う。
日々の暮らしは理想と現実と，努力と怠惰のバランスにあるとおもうから。


でもまずは。
一日の始まりに台所に立とう。
子供たちが起きてくる前に。

私に今できるのは本当はそれだけかもしれないから。