２００８年１１月の頭に行こうとして、雪にふられてしまって行けなかったこの尾根。
昨年の私のちょっとしたぼやきから、
じゃあ冬に行こう！とその気になってくれた池田山と様子を見てきました。
結果はひたすらラッセルのため、望岳台の少し先までで敗退。
登攀部にはたどり着きませんでした。
でも、行ってみたくて、ずっと心にひっかかっていた場所だったし、
より厳しい季節でオーバースペック感はあったものの、
私にとっては敗退でもとても嬉しかった。ラッセルも楽しい。
雪山自体も１１月に横岳縦走と１２月の南沢小滝、１月の二王子宴会山行(上には行かず)と
今年は本当に回数も少なく、そしてピークに立つ回数は本当に減っていたし、
青空に雪山なんて１１月に見たっきり。
お天気も週間予報では戸隠方面ずっと悪かったので今回もダメかなって思っていたんだけど、
神様はいるのだ。
２９日の午後の数時間、山にかかるガスがとれたのです。
八方睨み方面は快晴なのに、西岳の一帯はガスがなかなかとれなくて、
でもだんだんとその全容を現していくその時間は心を奪われました。
３０日は朝から吹雪。降りてみると戸隠は快晴、八方睨み側は今日も快晴。
この山の厳しさをなんとなく肌で感じる体験をさせてもらいました。
高気圧来てたのに吹雪って、いつ晴れるんだＹＯ！
豪雪の山は雪のつき方が本当に美しくて好き。
雪山って本当に素敵。
今回は登れなかったけれど、この景色を見れたのでまぁよし！
雪壁が美しい。
Ｐ１尾根下部。またいつか。
行動記録
1月29日 740登山開始～914鏡池方面からの登山道合流少し手前～1235天狗平1417～望岳台1544/54～天狗平1640
1月30日 825天狗平～望岳台少し先1500ｍ付近1000～1050天狗平1118～1209河原～1330下山
※確認不足で25000図の旧道を通ってしまい、ロスをした感じがします。