いよいよホントに最後の考察です!爆笑


天香香背男と建葉槌命の正体がわかりました!!


経津主神は物部氏の氏神として祀られ、武甕雷神は意富氏一族の太安万侶が鹿島を治めていた建借間命がモデルと考察しました。


このシリーズ何度も出ている大甕神社⛩️の御祭神天香香背男建葉槌命の正体は誰なのか??が最大の謎です。


YouTuberの神社ソムリエさんも言ってはいませんがこのように建葉槌命を女神を想像するように誘導していますが…ニヤリニヤリニヤリニヤリ




鹿島神宮でも本殿拝殿で参拝する前に参拝する高房社の御祭神、建葉槌命は武甕雷神、経津主神が服従させることが出来なかった天香香背男を宿魂石🪨に閉じ込めたのが建葉槌命なんですびっくりびっくりびっくり



建葉槌命は武甕雷神の配下の武将としていますが本来は機織りの神、倭文神として祀られていてとても強いスペックではないのです。


まさに謎😅


しかし、調べていくと少しづつわかってきました!ニヤリ


那珂地方(日立)は縄文日高見国でした。

縄文期は出雲族でしたが弥生期になり、物部氏の東征で渡来系の意富、太、多氏がこの地に入りました。


縄文期では出雲系の神(大己貴命、少名彦命、龍蛇神などを祀っていました。


意富氏、太氏、多氏が入って来たので大物主の子孫、意富多多泥古命の子孫だと考察出来ます。


そして房総半島の安房から阿波忌部氏も入って来たと考察しています。


阿波忌部氏は天孫族で出雲では勾玉を作る玉作部として祭祀に関係していました。


忌部氏の遠祖は天太玉命ですが、天太玉に仕えた四人が讃岐、阿波など各地に忌部氏を広げました。


その一人が四国阿波(徳島県)忌部氏の祖、天日鷲命で天太玉の孫、天富命が黒潮にのり房総半島にはいり安房国を開いたとされ房総半島から麻の栽培を広めました。



ここで建葉槌命の倭文神機織り神と忌部氏の麻と機織りが結びつきます。


しかし、これだけではありません!ニヤリニヤリニヤリ



物部氏と忌部氏は一族の可能性が出てきました!びっくりびっくりびっくり




物部氏は遠祖として饒速日、物部の祖として饒速日は子、宇摩志麻治としています。


しかし、実際の物部氏の祖と言われているのは饒速日の六世孫の伊香色雄命です。


垂仁天皇の世の豪族で大物主を祀ることを命じられました。


物部氏が大物主を祀っていたという事実びっくりびっくりガーン


この時、垂仁天皇から物部姓を賜ります。


 wikiより



この伊香色雄命の系図を見ると…


姉 伊香色謎命

第八代孝元天皇の妃

第九代開化天皇の皇后


父 大綜麻杵命おおへそきのみこと



妻は高屋阿波良姫といいおそらく阿波忌部氏です。


さらに、阿波国の歴史書「阿府志」には…


大綜麻杵命は阿波の忌部氏なるべし 大綜麻杵、麻植津賀と云う


トドメに阿波国風土記でも…


その麻植塚の由来は、『麻植郡郷土誌』麻植塚「御所神社」の項に、「祭神大麻綜杵命(おおへつきのみこと)を祀る」、「阿波風土記曰く、天富命(あめのとみのみこと)は、忌部太玉命(ふとだまのみこと)の孫にして十代崇神天皇(すじんてんのう)第二王子なり、母は伊香色謎命(いかがしこめのみこと)にして大麻綜杵命(おおへつきのみこと)娘なり、大麻綜杵(おおへつき)と呼びにくき故、麻植津賀(おえづか)、麻植塚(おえづか)と称するならんと云う」、「阿波風土記に曰く大麻綜杵命(おおへつきのみこと)の母は、伊香色謎命(いかがしこめのみこと)なり按(あん)するに大麻綜命は阿波忌部族なるべし~」とある。阿波忌部の一族の大麻綜杵命(おおへつきのみこと)の名が呼びにくいため「麻植塚」と呼ぶようになったとする。


物部と忌部氏が繋がりました!😆


話しを常陸国に戻しましょう。


私は天香香背男を大物主と考察していますが、大物主の別名倭大物主櫛甕玉命で甕はかめではなく流星☄️と考察しました。


また、同じ星でも平田篤胤は天香香背男は金星の神としました。


物部一族である意富氏になっても大物主の子孫である意富多多泥古命(大神神社、太田田根子)

※ 太田 田根子おおた たねこ と思ってましたが、太おう田田根子たたねこでした!🤭


なので大物主が天香香背男でしょう!!


そしてもう一人の謎の神


建葉槌命

日立にある常陸国二宮、静神社の御祭神建葉槌命ですがその前は天手力男命を祀り、さらにその前は蛇神を祀っていたそうです。


古代常陸国は日高見国で縄文出雲族、龍蛇信仰なのでまんまです。


前回、内物部と外物部を少し書きましたが、外物部氏は逃げた長髄彦一族が丁未の乱で負けた物部氏の残党を助け東北秋田陸奥国に逃した一族、すなわち陸奥安倍氏が外物部氏で蝦夷です。


わかりにくいですが内外物部氏の争いでもあります。


国立国会図書館デジタルコレクションより参照


安房国忌部家系





安房国忌部氏の祖


天日鷲命





天日鷲命の子は…


大麻比古命


天白羽鳥命


天羽雷雄命

あめのはづちおのみこと



あれ?



建葉槌命たけはづちのみこと



はづち?


wikiを見ると…





もう〜ビンゴです!爆笑爆笑




建葉槌命は忌部氏です!




書いてる私でも???になりそうなので理解するのは難しいかと思います。



物部氏も忌部氏も大物主である天香香背男、建葉槌命を祀っていました。



ここから最後の要点考察です!



あくまで妄想考察ですが…



やはり経津主神、武甕雷神が勝てなかった天香香背男を配下の建葉槌命が制圧したという逸話ですが…



忌部氏の創作




天日鷲命の子とする天羽雷雄命=建葉槌命とし、鹿島武甕雷神でも制圧出来なかった天香香背男を忌部氏の祖神が制圧したぞ!!



という話しにしたんだと考察します。



理由は中臣氏


忌部氏は古代祭祀を司る氏族で同じ祭祀一族の中臣氏より格上でしたが鎌足が藤原となり中臣家が祭祀を独占するほどになり忌部氏が衰退します。



忌部氏の末裔である斎部広成が書いた古語拾遺には忌部氏の中臣氏への怨み辛みが満載してますえー




物部亡き後、鹿島を簒奪した中臣氏に対抗する為の逸話を忌部氏が作った!



という考察なら腑に落ちませんか??爆笑爆笑爆笑




個人的にはこの妄想で納得出来たので楽しかったです♪



しかし、もしも建葉槌命が女神だとしたら…



だれでしょうかね??



やっぱり下照姫かな?ニヤリニヤリニヤリ