ドラマ何を見ていますか?

お国が働き方改革といっても、ドラマを見る時間は到底ありません。録画をしたとしてもハードディスクが埋まるだけで、見られません。逃げ恥。面白そうです。でも、時間がありません。まじめに見たのは子供の頃に見た、ロンバケが最後でしょうか?

いえいえ、深夜帯なら見られます。北区赤羽、カンヌ映画祭・・・・どちらも1回の放送時間が短いんです。それから、定式化されたストーリーが強くなく、エッセイのよう。そうTVを点けていて、見えた範囲、聞いた範囲を吸収しています。

同じように、連続したドラマよりも、1回1回を切り出してみられるアメドラとして、セックスアンドシティやフレンズをボ―ッと見ていました。

で、数年ぶりに、中身をちゃんと見られるドラマ(旧作アメドラ)を見つけました。ジェリコ(JERICHO)です。このドラマを見るに至った発端は、WOWOWで何年か前に見た映画。アメリカがどこかの国に占領されて、地方の町でレジスタンス運動を開始する映画をやっていて、USA!USA!な人達でも自虐系映画作るんだなぁと感心したことから始まります。いろいろ検索したところ、核攻撃を受ける側を描いたTV映画ザデイアフターとアメドラJERICHOを見つけました。ザディは日本のamazonを通して、英国から新品DVDが入手できるようです(英語版)。古すぎるので、今回はパスしました。JERICHOはボックスが販売になっていたのですが、それなりのお値段をしていて、未だ見ていませんでした。ところが、数年ぶりにamazonで調べたら、レンタル落ちを販売していたので、購入しました。

 

お話は、田舎町にいたら、都市部の方向からキノコ雲があがり、何か騒ぎらしいとTVを見るも、実態がつかめず、通信もできなくなってしまい、物資も滞り・・・・。そうです。どうも核爆発らしいです。キノコ雲以外に核爆発被害の直接的描写が無いのが(ドラマの作り方としての意味で)素晴らしいと思いました。

で、ドラマで描かれているのは、核爆発後に生じる社会的被害や混乱。信用(クレジット)や通貨が機能しない環境。これに乗じて発生する暴徒や詐欺師等です。興味深い点は、ある種の暴力的主張により、現状を変更するケースでも、変更した状態の契約がなされることです。契約の実行についても、場合によっては暴力により実行されます。気づいたこと⇒「契約(コントラクト)はアメリカに於いて、最も優先されるが、その実行には○△□に基づき実力を行使してよい」。

また、まるで核攻撃サバイバルマニュアルの広報ドラマのように、あんな事が起きたり、次にこんな攻撃があったりしましよ。社会混乱だけではなく、インフラレスになると気象による被害や衛生状態の悪化もありますよ。通貨とか変わっちゃうけど新たな通貨制度に向けて何を信じますか?と問題を教えていただけます。立派な中二病向けドラマに仕上がっています。EscapeFromLAで炸裂した電子機器無効化攻撃も出てきます。ちゃっかり数話後には、車や無線機も使えるようになっていて、結構ずるした展開になっていますが・・・・・後、最後の方では某都市部が普通に機能している様が描かれ、そこまで来るとちょっともう回収できない展開になっているところで終わっています。

他のエッセンスは、田舎町の人間模様、スパイ大作戦、大きな陰謀、時間を超えた恋愛、家族を守る正義といった、アメリカらしいものです。というか、アメリカの田舎って、相互監視が厳しいものの、見えないところで悪さする人々がいることが前提となっていて、結構疲れそうです。ドラマの風呂敷を広げたものの、途中脚本が間に合わなかったのか、間延びした話が何話かあり、撒き散らかした前ふりも回収半ばで、大急ぎで結末をくっつけて、第二シーズン半ばで打ち切りになっています。

久しぶりに中身まで見入ったドラマです。毎日夜2時~3時のあたりに見ていました。そんな生活です。