2年前の正月に、こんなことがありました。


毎年のように、1月2日に両親宅で新年会を行います。


今年は、取りやめにしましたが。


私の家は、ご存じのとおり、高齢の義理両親との3世代同居です。


(今は事情が違いますが)


旦那にとっては、実両親です。


2年前、私の父から突如「旅行」の話が飛び出しました。


しかも、ウチのじいちゃん、ばあちゃんも連れて。


いや...無理があるよ。


当時はまだ二人とも、介護度はついていてもなんとか動けていましたが、旅行となると別問題。


「気持ちは嬉しいけど、無理だよ」


と、答えると。


「今は車椅子でも乗れる車もあるじゃないか」


そう、父が言いました。


そんなことは、私だって百も承知です。


お酒が入っていた父は、何度も何度も同じ話を繰り返す。


いい加減腹が立って、ついに私は激怒!!!そして号泣。


「お父さんは、しつこいんだよ!!」


私と父のせいで、新年会を台無しにしてしまいました。


1週間後、弟の三回忌の席で父が謝ってくれました。


元々、遠出は得意ではない義理両親でした。


ずっと前、まだ子供達が小さい頃は、何度か家族旅行はしてきました。


二人とも、まだ元気な70代でしたから。


車酔いの激しいじいちゃんも、助手席なら大丈夫でした。


それなりに、日帰りでもお出かけはしてきました。


でも、年を追うごとに、老化は少しずつ進むわけで。


気力体力も衰退していくのです。


家に居るのが一番いいと言っていたけど、強がりかもしれなかったけど。


でも、ここ数年の義理両親の身体の動きを傍で見ていて、長時間の移動、慣れない場所への移動諸々、気を使うし、心から楽しめるだろうか...


トイレの心配とか。


そんな思いもあり、父の気持ちはありがたいと思っても、出来ることとそうでないことはあるのです。


本格的な介護はまだ1年未満ですが、病院の付き添いなどは私は長いことやってきたし、介護サービスに関わることも。


それだけ、義理両親は少しずつ介助が必要になっていたのです。


我が家の私生活の部分は、父や母には当然わからないこと。


実際、私の両親は「介護」をした経験は、4か月ほど。


身内を呼んで、在宅介護をして自宅で看とりました。


それはそれで、すごく大変だったかもしれません。


でも、父はまだ仕事をしていた時でしたから、母の負担の方が大きかったかも。


こんなことを言ってはいけないと思いますが、両親に私の本当の気持ちは理解出来ないと思っています。


2年前のあの苦い思い出。


理解を得るのが難しいと思った瞬間。


今回のじいちゃんの件で、また同じ思いをするかもしれない。