4/10「ギュウ農フェス」ライブレポ②~ブクガ, あヴぁんだんど, ピオピ,おやホロ | アイドルKSDDへの道(仮)

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心に茨を持つ山梨県民こと「やまなしくん」のブログ。基本UKロックが好きですが、最近はもっぱらオルタナティブなアイドルさん方を愛好しています。

ギュウ農フェス、飲み物はあれど食べるものは無いんじゃないか…と思っていたが、さすが「フェス」、そんなことは無かった。建物外側にケータリングカーが4台ほど並べられ、そこで飲食ができるのである。ちなみに、そのスペースでデスラビッツの神崎部長がウロウロしていてオタクの方々と気さくに話していた。

 特に目を引いたのが、「宇都宮餃子」だった。めちゃ美味そう…だったけど、そんなにお腹が空いていなかったのと、(そしてこれが最も重要なのだが)ギョーザ食べた後の匂いのままアイドルさんのチェキに臨んだら迷惑じゃあないかと思ったので、自粛することに…したのだった。

 Maison book girlのステージ、開始時間を間違えて認識してしまい…イントロの音が不意に始まった。イントロは「bath room」の七拍子の手拍子!これが、昨年の「夏の魔物」で初めてブクガを観たときに衝撃を受けた、あのむちゃくちゃカッコイイ手拍子なのである。



 自分も一緒に手を叩きながらステージに向かうも、もう人がいっぱいで、後ろの方から観ることとなってしまった。ステージは残念ながらほとんど見えず…なので、サウンドと歌を堪能することにした。うーんやはりブクガの曲はとても良い!。なので、このリベンジは、近いうちに果たしたい…。

時間を空けて、次はサブステージで あヴぁんだんど のステージを観た。世界的ノイズ音楽グループ「非常階段」とのコラボや、そのUSツアーへの帯同といった活躍も著しいあヴぁんだんど は、ぜひライブを観たいと思っていたグループの一つだった。




本人たちも熱のこもった佇まいをみせていたが、それ以上に激しかったのはオタクの方々で、ガンガンリフトが起こっていた。まさに地下アイドルシーンの熱気、というものが感じられた。「うさべに」こと宇佐蔵べにちゃんは、このときも赤いランドセルを背負っていた。

その後はずっとメインステージで観戦することを決めていた。ピオピことPOPは、自分にとって3回目のライブだった。初めて観たのは昨年の「夏の魔物」でのこと。このとき、グループの立役者であるカミヤサキが活動休止の憂き目にあっていて不在であったにも関わらず・・・その元気でキレキレのダンスは僕に強い印象を残した。

…そして、Studio Coastという大きな舞台に5人で立った今、ステージの前には多くのファンが詰めかけていた。ライブは最初からアップテンポな楽曲の連打!ももいろクローバーZのごとき全力パフォーマンスでステージを駆け巡る5人は本当に元気で、気分が上がる。そして、それを受け止めるファンの方々の熱気も、これまた凄いものがあった。え、POPのライブってこんなに激しいの!?そう思えるほどだった。

その熱気に押され気味だった僕だったが、一番好きな曲「Pretty Pretty Good」にはテンションがブチ上がった。この曲のダンスはBiSの代表曲「nerve」の振りが組み込まれているのだが…それを無視して自分は自分の好きなようにガンガン踊りまくったのだった。



…そんなわけで、当初の予定に反して、ガンガン盛り上がってライブを楽しんでしまったのだった。そして、またライブを観たい、という想いは確実に胸に刻まれた。

その後、休憩してメインステージへ向かうと、「栃木県出身アイドルコーナー」が行われており、ご当地アイドル、そしてご当地ゆるキャラがステージ上に勢ぞろい!し、森高千里の「渡良瀬橋」が一緒に歌われたのだった。 地元・栃木を盛り上げようとする主催者・ギュウゾウ氏の姿勢は、地方在住者である僕には、見習うべきものであると感じた。リスペクト!

その後は、おやすみホログラムのステージが始まった。おやホロはCDを買ってよく聴いていた2人組アイドルユニットなのだが、曲がとても良いし胸に響くものがあったから、ライブはぜひとも観たいと思っていた。



「note」は好きな曲だったので、歌ってくれたのはうれしかった。そしてそれ以外の曲は、あのソニック・ユース直系のギターサウンドでガンガン攻めるのである。ああー音がすげえカッコイイよ!そして八月ちゃんとカナミル、超かわいいよ!観客の盛り上がりも凄まじく、リフトやクラウドサーフが次々と発生していた。オルタナティブロックとアイドルの出会い、それをライブではよりビビッドに感じることができたのだった。

(続く)