外食が好きだ。


ただ、外食が好きだ。


チェーン店に行くのが好きだ。


小洒落た隠れ家的な店などほとんど行かない。

これと言って、舌に自信もない。

個人店や地元の店、と言うのもなかなか手を出さない。



しかし、手軽な非日常感が好きだ。


そんな中でも、比較的行くのがラーメン店である。

私はラーメンにこだわりはあまり持っていないと、普段そう思っている。


今、文字に起こしてみようとすると、勘違いであったことに気付かされる。

みそラーメン以外は全て次点だ。

煮干し魚介の旨みはさほどいらない。

できれば野菜は多いといい。

ひき肉が入っているなら申し分ない。

網杓子を添えてくれれば最高だ。

それらを細めのちぢれ麺で楽しみたい。



そんな店が好ましい。



とは言え、全く次元の違うラーメンも好きだ。

塩も醤油も良い。

とんこつにもこだわりはない。

湯麺という手もあるかもしれない。




色々なラーメンを食べる楽しみはあると思う。

その中に、私は二郎を入れたくない。


ニンニクがどうしても苦手なのだ。


だから、いつも二郎を目の敵にして言う。

「あれが好きな人とは仲良くなれない」と。


言い乍ら、時々食べてみたくなる。

あの独特の太麺は、その系統の店でなければ賞味できない。


そうして、こっそりとインスパイア系に足を運ぶのだ。

その時は、先人に倣って、私も呪文を唱える。

「ニンニク抜きで。」


久々に、食べたくなった。

今週末は外食だろうか。

ラーメンも良いし、インスパイア系でも良い。

いや、何の関係もない、そんじょそこらの定食屋でもいい。


お腹いっぱいになりたいものだ。