人間とは色々な集団に所属し、他者と助け合い
生きる者。
社会生活への適応機能が欠けている障害児
人間社会で生きるには、当たり前だが
社会的ルールを守れると居場所が増える。
(※居場所=自他が不快なく過ごせる空間)
本人はトイレで排泄したくないかもしれない。
食事で食具を使用したくないかもしれない。
食べ物を吐き出して遊びたいかもしれない。
毎日同じ服が落ち着くかもしれない。
これを「一般」の人が近くで見ていたら
「不快」を感じる方が多いと思う。
もしくは遠ざかって行くかもしれない。
だから「療育」が必要なのだと思う。
その者をそのまま育てていては「身に付かない」
しかし、人社会で暮らすには必要な事は
意外と多い。
時間を無駄にし後悔してもやり直しはきかない。
「普通」が通用しない知的障害児。
習得にも時間が掛かる。
習得したと思っても多角的に攻めると
すぐに崩れる。
たくさんの情報から子に合ったものをピックアップできるのは保護者だけ。
一方、しっかりと療育を受けても
身に付かない子がいるのも事実。
人として生きる道しかないのも不幸だと思う。